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受動喫煙対策を強化する健康増進法改正が今国会では見送りになりそうである。 受動喫煙で常々嫌な思いをしてきた私にとっては、ようやく健康増進法改正で、改善されると喜んでいたのに、筒井康隆の名作『最後の喫煙者』みたいに、最後まで抵抗する勢力は、やはりいるのである。 受動喫煙は、様々な病気が悪化する一因にもなるし、アレルギー体質の人にとっては苦痛でしかない。 そもそも、覚せい剤や大麻が法律で禁止されているにもかかわらず、煙草が禁止されないのか。 禁止する前に、煙草や酒は、産業として発達しすぎてしまったのが禁止しようにもできない事情なのだろう。 それでも、時代はどんどん流れている。20年くらい前まではどんな車にも灰皿が付いていたのに、今の車には付いているのを見かけない。 日本も、受動喫煙対策によって、飲食店は全面禁煙になったら、その後はすべての店に広がり、すべての交通機関にも広がっていくのだろう。 それにしても、煙草の代替となる、依存性は高いが無害の物がなぜ作られないのか不思議である。現代の技術力であれば、代替物を作ることくらい簡単なのではないか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年06月13日 21時06分29秒
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