|
カテゴリ:射撃
射撃教習に行ってまいりました
(大月射撃場:左がトラップ、右がスキート) 射撃教習とは銃を所持するための以下プロセスにおいて初めて実弾を発砲し また、これさえ終われば後は自分の銃を選定して許可申請するだけななので 私個人的には一番のクライマックスと思っています (手続き上のクライマックスは身辺調査が入る射撃教習の申請時かなぁ) ■簡易プロセス(詳細は調べてください) 初心者講習会受講→射撃教習受講→所持許可申請→許可証発行→猟銃確認 小雨が降る大月クレー射撃場に片道2時間かけて行ってまいりました (コロナの影響でやっていないところもありますし、教習日程が固定の射撃場もあり 受講者の日程に併せて調整してくれる大月にしました) 予定よりも早めに到着して「教習資格認定証」と「火薬類等譲受許可証」を提示して受付 (火薬類は12番を100発の許可をもらいましたが実際には75発しか使わないらしい) テキストを2冊受け取り指定された教室にて待機 (トラップとスキートの射撃場があるが昼休みなのか誰もやっていない) 先生登場!(思いのほか優しそうな先生でほっとする)元気よく挨拶 時間になったらテキストに沿って1時間程度座学講習(概略以下の通り) ・内容的には狩猟免許試験や初心者講習会で習ったことが多く復習になる ・とにかく安全面についての再確認が中心 ・安全子の構造とかは模型で判りやすく解説いただく ・実包についても実物を見せながらわかりやすく解説 ・解体、点検、組立の流れを実銃で何度か実習 ・射撃姿勢と実技講習における一連の動作を実際に銃を持って確認 一番驚いたのは実際の動作確認で引き金を引いたのちに銃を折ると(使ったのはミロクの上下二連)、打ち終わった実包がスポン!と勢いよく飛び出してくる謎システム(どういう仕組み?) などなど、和やかな雰囲気なのでいろいろと疑問もぶつけたりしつつ座学講習は終わります 「それじゃ行こうか」と言われ、イヤマフとベストを着用すると急激に緊張してきて、射撃場に向かう時の手と足は同じ側が出ていたのではないかと思うくらい(人生初の発砲ですから!) トラップ射撃場では4人くらいのグループがドカンドカンやっており(講習が聴き取れなくなるくらい大音量)、スキートでは1名がドカンドカン 自分はどうやらスキートをやるらしくスキートに向かってぎこちなく進行 3箱あるうちの1箱25発の実包を先生から受け取り「ポケットに入れて」との指示 当然一つ一つ丁寧にポケットに入れていたら「そうじゃない!」と箱をひっくり返してポケットにザザーと実包を流し込まれた(案外雑でいいのね笑) 先にやっている方とプーラーさん(合図でクレイを発射したり採点してくれる人)に挨拶して、一番端っこの射台に移動 先生が一連の動作を再確認してくれてから、、、、「じゃあ立って」と言われ自分が射台に(ドキドキ)「弾を込めて」と言われポケットから実包を取り出し上下二連の下の銃身に挿入(上下二連は下の銃身から先に発砲される仕組みであり、今日は一発ずつしか装填しないとのこと) 次に折っている銃を元に戻すんだが(この動作には名称ないのかな)この時に気を付けなくてはならないのが、射撃場においては射撃方向に銃口を向けながら戻すこと 狩猟免許を先にやっていると、銃口は下に向けながら戻すことに慣れているので何度か慣れるまで間違えてしまった(最後の25発までは練習だからそこまでに慣れれば大丈夫) 「じゃあとりあえず山に向かって撃ってみて」と軽いノリで人生初の発砲指示を受ける 引き金を「暗夜に霜の降る如く」、、、、とか考えることも一切なく無心で引き金を引くと・・・ ドーン!と人生初発砲の散弾が山に向かって飛んでいく、、、そのあとひらひらと散弾が込められていたであろうプラスチックケースも力なく飛んでいく 適当にはめていたイヤマフが外れるくらいの衝撃で、むしろ発砲した自分のライフが削れるくらいのダメージを受けてしまう(イヤマフをそのまま地面から取ろうとしたら、、構えて発砲する以外の動作をするときはすべて銃を折るように注意を受ける、なるほど) 「じゃあ、合図して的を撃ってごらん」とこれまた軽いノリで指示 どんな声で「はい!」と合図すればいいのかわからないので一応少し低めの声で「はい!」といったらどこから聞いているのか(プーラーさんの部屋は結構遠いのだが)クレイがカシャーン!と勢いよく飛んでくる、、、あわあわと銃口を向けるが全然当たる気がしないままとりあえず発砲、当然当たらず再度自分にダメージ ここからよくわからずとにかく打ちまくる(とにかくなれるのが大事だからそうしているのだろうと思う)と、後々採点表を見てみると後半は意外と当たっていて最初のターンは25発中14発命中(同じ射台で同じ方向のクレーを撃ちまくっているだけだから比較的当たっているが普通は移動したり違う方向からクレーがきたりする) 2ターン目は反対側の射台に移動して、2種類のクレー(向こうから飛んでくるのと、手元から飛び去ってくの)を25発撃って21発命中 慣れてくると衝撃にも全身で持ちこたえるようになりダメージは受けずにコントロールできるようになるのと、だんだんと狙いを定めることに集中できるようになってくる(意外に大事だなと思ったのが構えるときの重心を前にすることで、これやると命中率が上がる気がした) 最後の25発は試験のはずなんだが先生は何も言わずに「じゃ、次行こうか」と言ってくるので、ほかの方が「お、いよいよ試験ですね、頑張ってください」と言われて気づくことに(確か3発命中で合格と聞いていたが、、もう大丈夫だと思ってくれたのか特に説明なし) 3回目ともなると一発一発狙いを定めて、外した場合は次で修正してを繰り返して落ち着いて射撃できるようになり、再度3パターンのクレーを25発射撃して21発命中することができました 短時間で実銃の扱いにも慣れて、ある程度射撃もできるようになった気がします 指導員の先生の優しくもしっかりとした指導の賜物でもあり、射撃教習のテキストもわかりやすく また場所を提供していただいた大月射撃場の方々に感謝申し上げます 長文になってしまいましたが、そんなこんなで射撃教習は無事に合格して次の銃選定に進むことができそうです。そして、諸先輩方が「銃選定は射撃教習を終えてから考えろ」と言う意味がよくわかりました。本格的にちゃんとしたルールでスキート射撃をやりたくなったので俄然上下2連を最初に欲しくなってきた! (採点表:〇が外れというのが面白い) 驚いたのが家に帰って風呂に入ったときに右肩に大きな痣ができていたこと 銃の衝撃はんぱねー! ↓よろしければポチっとお願いします にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.06.09 11:42:31
コメント(0) | コメントを書く
[射撃] カテゴリの最新記事
|