日記代わりの俳句作り 第三
今回も日記代わりの俳句詠みを続けます。
最初の俳句は、幼かった頃の長男がサンタさんの贈りものが鹿児島生協の紙包みに包まれていたことを指摘したので、「サンタさんの国にも生協があるんだよ」と納得(?)させたことを思い出しての一首です。
上から第ニ首目の俳句に詠まれた「石橋」は、1993年8月6日に鹿児島を襲った水害(八六水害)で破壊された新上橋(五石橋のうち、武之橋も破壊され、残りの三石橋も水害の原因になるとして後に取り壊されました)のことです。「今の妻」と書きましたが、一番目の妻、二番目の妻と数えての「今の妻」ではなく、結婚後いまもずっと続いている妻のことです、念のため。
サンタさん地元の店の紙包み
冬晴れの石橋出会った今の妻
年の瀬や包丁研ぎに街に出る
初デート寅さん映画で初笑い
寝台車春暁に駅降り立ちぬ
カーデガン左ボタンねと言ったひと(彼女)
寝台車春暁に駅降り立ちぬ
最後から二つ目の俳句は、部活の相棒(女性)から私の着ていカーデガンが婦人用(母親のものでした)であることを指摘されて驚いたことを回想しての一句です。
最後の俳句は、私が夜行列車で赴任地の鹿児島西駅(今は鹿児島中央駅と改称)に早朝降り立ったことを詠んだものです。
さらに川柳二首
隣国で信教自由奪うクリスマス
原発でツケを残すな次世代に