ポンコツ山のタヌキの便り

2014/08/20(水)07:44

テレビドラマ「ペテロの葬列」第6話

宮部みゆき作品(135)

杉村(小泉孝太郎)は北見容子(かとうかずこ)からの連絡を受けて、足立(渋川清彦)と連れ立って北見の住宅へ向かいます。そこで、高越(水橋研二)を殺害した真犯人を知るという絵里子(入山法子)から、衝撃の事実を聞かされます。その真実とは!?  高越の子どもを身籠った絵里子は、足立から渡された北見氏の調査ファイルから高越の正体が詐欺師と知って彼とは別れる決意をし、子どもは自分一人で育てると主張する。絵里子の両親も詐欺行為によって自殺しており、絵里子は詐欺行為に対して激しい嫌悪感を持っていたのである。しかし、高越は騙される人間が馬鹿なんだと一笑に付し、ナイフを持ち出して高越との別れを主張する絵里子と言い争いになり、もみ合ううちに絵里子が誤って高越の胸を刺してしまいます。  このとき、高越はなんと絵里子を加害責任を隠蔽するために、胸にナイフを突き刺したまま新聞販売店にいる足立のところに出掛け、人々の前で「殺される」と派手に騒いぐことにより足立が加害者であるように偽装しようとします。真実を語り終えた絵里子は北見容子に付き添われて警察に出頭することを決意します。    杉村は自分の行った行為に苦しむ足立や絵里子の様子を見てつぎのように思います。「正しく生きたいと思う人間はその重荷に耐えきれなくなっていつか真実を語りたくなる。どんなペテロにも振り返って自分を見つめるイエスがいる。だから我々はウソに耐えられない。」   ところで、最近になって園田が職場復帰後、それを祝って広報誌「あおぞら」の編集部一同で中華料理店で飲み会を開いたき、手島(ムロツヨシ)が隣の席に座った園田編集長に慰謝料をどうしたかと質問し、園田は「慰謝料? 私結婚したことないからそんなのもらってないわよ」と頓珍漢な返事がしたことがありましたが、どうやら暮木から園田にも小包で現金が送り届けられていた様です。最近になって運送会社からの小包未配達の通知カードが何通も届いていることを知った園田は、杉村と一緒に運送会社に受取りに出かけ、やはり園田にもかみくらスーパーを発送元にして300万の現金が届いていることを知ります。  それで元人質たちは再び睡蓮に集まるます。そこには、柴野(青山倫子)の呼びかけにより、迫田(島かおり)の娘・美和子(安藤玉恵)の姿もありました。そしてその美和子の口から事件に関する新たな事実が語られます……。

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