ポンコツ山のタヌキの便り

2019/03/07(木)19:05

拙句十首から二首以上四首以内を選んで下さい

俳句(22)

3月15日迄に丸山先生のお宅宛に各人ニ首を投函し、3月23日に最後の講習会でみんなで講評することになっています。 それで皆さんにお願いがありますが、下記の十首のうち、四首以上二首まで選んでもらえませんか。 なお第一首は、私が今から約四0年前に就職ため前夜に大阪駅から寝台車に乗り込んで翌日の早朝に西鹿児島駅に到着し、駅前で真上から照らす暁光に驚いたときのことを思い出して詠んだ俳句です。 八首目は、鹿児島の平地では秋冬になっても木々の紅葉は見られず、緑の常緑樹と黄色になった落葉樹のみが目立つ季節となります。 第十首の「湾生」とは戦前に日本統治下の台湾で生まれ育った日本人のことで、私の母は18年前鹿児島で一月雪の日に急逝いたしました。 その他の俳句は字面からお分かりになると思います。 寝台車春暁に駅降り立ちぬ 庭先の光に溶くる雪柳 木蓮に胡蝶の如き花開く 若草の山が燃えてる花火鳴る 早春や木々の隙間に空広し コート脱ぎ幾年ぶりに講義聴く 墓石群そのまた向こう山眠る 薩摩路やみどり黄色の冬景色 冬の朝校長子らにハイタッチ 雪の日に湾生の母永遠の旅 どうかよろしくお願いいたします。

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