2017/06/11(日)13:02
相田みつを美術館
昨日、有楽町の国際フォーラムにある「相田みつを美術館」に行って来ました。
そこでは「花は見えても」という企画展が開催されていました。
「花は見えても 根は見えない」
この言葉にとても深い意味を感じ心惹かれました。相田みつをさんにとって、花は完成された作品、
その作品には、3つの根があるといいます。
一つ目は「詩人」としての根
二つ目は「書家」としての根
三つ目は「人間」としての根
素直で誰にでも受け入れられる言葉の数々、
誰のまねでもない、独特な書、
それらは人間相田みつをの内面から湧き出たものなのでしょう。
「花を支える枝
枝を支える幹
幹を支える根
根はみえねんだなあ」
「根さえしっかりしていれば
枝葉はどんなに
ゆれたっていいじゃないか
風にまかせておけばいい」
これらの詩は、本当に心に残る好きな言葉です。人間も見えない内面(根)を育てることが大切だと改めて思います。
「花は見えても」展は、6月11日(日)で終了ですが、
6月13日(火)から「いちずに一本道 いちずに一つ事」展が開催されます。
興味のある方は、ぜひ訪れてください。
●相田みつを美術館のホームページ http://www.mitsuo.co.jp/museum/