2018/04/24(火)16:56
プーシキン美術館展 ー 旅するフランス風景画
先週(4/20)、上野の東京都美術館に「プーシキン美術館展」を観に行きました。
上野公園内ではイベントが開催中でテントの中には様々なお店が出店していました。
また、修学旅行の団体や動物園の前で並ぶ行列など、とても賑やかでした。
以前、東京都美術館に入るのに3時間並んだことがあるので、今回はどうだろう?と思いながら歩いていると、東京都美術館に近づくにつれて人もまばらになり安心しました。
今回は「旅するフランス風景画」という内容で、風景画に焦点を当てた展示になっていました。
神話や聖書を背景にした物語の風景、自然の中での日常を描いた風景、多くの人で賑わうパリの都会の風景、緑あふれる田舎の風景、海を渡ったタヒチの風景、ジャングルの風景、様々な風景画を鑑賞することができます。
今回初来日のモネ26歳の作品「草上の昼食」が展示されています。
パリ郊外の緑あふれる木漏れ日の中で集う上流階級の人々を描いた有名な作品です。
太鼓橋と睡蓮を描いたモネの「白い睡蓮」も素敵でした。
また、印象に残った絵は「パリのサン=ミッシェル橋」という作品です。
子供が描いたような単純化した絵で、インパクトがあり、魅力的な絵だと思います。
パリの都会の風景も素敵でした。
最後に、アンリ・ルソーの「馬を襲うジャガー」。
ジャングルを描いた絵は有名ですが、ルソーは生涯フランスを出たことがないと知り、大変驚きました。パリの植物園や動物園に通いつめ、研究して描いた空想画だというのです。
出口には、ルソーが描く「馬を襲うジャガー」のセットが写真スポットとして置いてありました。
この展覧会は、7月8日(日)まで、上野の東京都美術館で開催されています。
詳しくは、ホームページをご覧ください。
●「プーシキン美術館展 ー 旅するフランス風景画」 http://pushkin2018.jp/