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カテゴリ:詩
僕は恋に臆病だ。好きな人が出来ても、いつも気持ちを押し殺して諦めさせてきた。手の届かない人ばかりを好きになってきたせいもあるだろう。
どんなに頑張っても振り向いては貰えないことほど、辛いことはない。 あの人が笑顔でいて欲しい、あの人の幸せこそが僕の幸せだ。そう言い聞かせて、行動してきた。だからこそ、相談にも乗ったし、支えてもきた。 そして、何より自分の気持ちを伝えることで彼女を困らせるのが嫌だった。 でも、本当にそうなのだろうか? それを口実に逃げていただけではないのか? 逃げ道を作ることで、心の安定を保ち、傷つくことを避けてきただけではないのだろうか。 僕は自問する。答えのない迷路を彷徨い歩く。いつまでも、いつまでも。 そして、同じ過ちを繰り返す。 勇気が欲しい。踏み出す勇気が。傷つくことを恐れない勇気が欲しい。 変わりたい、でも、変われない。そんな自分がたまらなくじれったい。 僕の憂鬱はいつ終わりを迎えるのだろう・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年09月23日 10時52分01秒
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