山南飛龍の徒然日記

2006/01/24(火)23:53

詩:「人は他者の為に存在す」

詩(13)

独りだと思っていた ずっと 俯いたままの人生だと諦めた 生きている証なんていらない 心の叫びも願いさえも虚しいから 雲を追い越す風のように 誰も皆 私を置いて去ってゆく それでも存在する意味があるのなら どうかそれを教えて欲しい 流れ落ちた涙は大地を濡らし 小さな源を作り出すはずだと 寂寞の想いに凍えた夜にも 必ず朝はやって来るからと だから私は言葉を綴る 声にならない欠片を拾い集めて だから私に言葉を下さい また起き上がれるだけの力を 誰しも人は互いを導き 新しき道を照らすのだから 人は他者の為に存在する その事を忘れないように

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る