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テーマ:大河ドラマ『篤姫』(422)
カテゴリ:テレビ・アニメ・映画
刻一刻と時代は動きつつありますね。
天璋院と和宮の雪解けはまだ遠く、両陣営の確執はまだまだ続いています。 家茂と和宮のお渡りも上手くいかずじまいで、和宮の懐に短剣があったという者まで出る始末。 天璋院陣営からしてみれば「もしや、上様を!」、和宮陣営からしてみれば「何の言いがかりか!」といった感じで、互いにますます不信感が広がっているようですね。 どちらかといえば、天璋院は割と大らかに構えているようですが、瀧山としてみれば気が気ではないでしょう。 想像が現実の物と化せば、それこそ幕府は終わりですから。 だからこそ、相手が誰であっても事の真相を質さねばなりません。 けれど、お渡りの話で庭田嗣子の『代われるものなら私が・・・』発言には流石に驚きました。 危うく想像しそうになったくらいです(怖) いやぁ、和宮陣営は本当に強力ですね・・・恐ろしい・・・ そういえば、久しぶりに本寿院が登場していましたが、いつもながら楽しませてくれますね。 怒っているにも関わらず、ほのぼのした気持ちになるのは何故でしょう(笑) さて、一方の薩摩では呼び戻された西郷が久光と対面。 久光の上洛を否定するだけでなく、田舎者発言で最悪な雰囲気になってしまいました。 いくら斉彬に心酔していたとはいえ、あまりに本当のことを言ってしまうと相手も怒りますよね。 物には言い方というものがあるといったところでしょうか。 結局、西郷の意見を取り入れたものの、どうやら両者の相性は悪いようです。 しかも、久光は今泉島津家の乗っ取りまで始めましたし、せっかく当主になった忠敬(天璋院の兄)からしてみれば、たまったものではありませんよねぇ。 自分のしようとしている事が幕府との対立を招くなら天璋院の実家を自由にさせておくのもマズイでしょうし、先を読んで手を打ったというところでしょうか。 でも、帯刀と今泉島津家・忠敬が親しい間柄と知っていて、わざわざ帯刀に伝えにいかせたり、西郷との対面の描かれ方をみていると、やはり斉彬には遠く及びそうもありません。 さて、それから暫くして後、天璋院の元にまたもや和宮懐剣の報が!? 2度目は我慢ならないのが天璋院らしいですね。 最初は平静に話をしていたものの、突然、和宮の懐に手を伸ばし事の真相を確かめようとします。 両陣営総出の乱闘状態ですよ。 そして、出てきたのは・・・なんと、鏡! これだから女心は難しい。 はっきり言って私は分かりません(汗) でも、これを機に天璋院が家茂に助言をして、その結果、家茂と和宮の関係が上手くいったことを考えると、これで良かったのかもしれませんね。 最後に天璋院と瀧山が会話をしていましたが、羽目を外すことを厭わない天璋院と規律を重んじる瀧山。 大奥が大奥として機能しているのも、きっと瀧山の力量によるところが大きいのでしょう。 今回の本当の主人公は瀧山だったのかもしれません。 それでは、また次回。 6-517 丹後縮緬 紋意匠地織 天璋院 篤姫 手描き 流水に吉祥文様 金彩 絵羽 訪問着 羽生雅 『武蔵野の露と消ゆとも-皇女和宮と将軍家茂-』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月01日 00時05分58秒
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