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テーマ:フュージョン(487)
カテゴリ:CDについて
68年~81年までの期間、数々の名作を生んだ伝説のジャズ・ロック・バンド=Soft Machine。
あのAllan HoldsWorthや伝説の超絶技巧ギタリストJohn Etherridgeが在籍していたことでも有名です。 Soft MachineのLP、結構探しているんですが、中々市場に出てこないですねぇ...(溜息)。 2003年、Soft Worksという名前で再結成したのですが、その時参加したのがなんとAllan HoldsWorth! しかし例のごとく脱退(苦笑)。 そして今年になって飛び出したのがSoft Machine Legacy名義になるスタジオ作と今回取り上げたライブ盤です。 そして今回は、なんとJohn Etherridgeが参加!歴史は繰り返すんですねぇ(笑)。 John Etherridgeというギタリストは日本ではマイナーなんですが、Allan HoldsWorthと並び賞されるほど評価が高く、Pat Metenyも「世界最高のギタリストの一人」と発言しているほどです。 実際素晴らしいプレイをしていたわけですが、近年のプレイは未体験でした。 聴いてみると期待以上に素晴らしいプレイが収められていました。 若い頃のプレイと比べると、かなり高速プレイが減っていますが、音使い、出たときのフルピッキング音速速弾きのキレ、ムーディなフレージング...、最高級のプレイです。 M-3の BAKER'S STREETのマイルドなプレイには溜息が出ました。 M-5のTWO DOWNはDr.のJohn Marshallとの凄まじいデュオを聴かせてくれます。スーパーハイテックを惜しげも無く積めこんだ素晴らしい演奏です。 ハイテックなだけでなく、フレージングも凝っていて面白い! 彼、ES-335タイプ(メーカーは不明)のアーム付きギターを使っているのですが、ちょっと憧れます、この音色の感じ...。 HoldsWorthのホーンライクな音色とは対照的に、セミホローボディをクランチで鳴らした素直な良い音色です。 最後にSaxのElton Deanの遺作となってしまいました。このCDでも渾身の素晴らしいプレイを披露していただけに残念です...、黙祷...。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.05.19 15:22:41
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