2006/10/29(日)10:45
衝撃の....Nachum Erlich
先週、ヴァイオリンのNachum Erlichさんの公開マスタークラス+Little Concertに行って来ました...。
昨年も参加しブログ記事にもしたんですが、残念なことに昨年は怪我をされていたので、自身の演奏は聴けませんでした。
今年は、満を持しての....。
結果は....、
開いた口が塞がらないというのはこのことでしょうか....。
今日まで一週間、記事にする気が起こりませんでした....。
しかも今も、その衝撃を表現する適切なヴォキャブラリが僕の中に無い....。
ブラームスのヴァイオリン・ソナタ(ニ短調)を聴いている間に、目の前の明るさが何回も変わる感覚に襲われました....。
ブロッホの即興では、体が熱くなってきて、叫びたくなるような(ホントにそうすると気が狂ったと勘違いされますけど)....。
ヴィアニアフスキの華麗なるポロネーズ....、歌う超絶技巧....。
公開レッスンという性格上、様々な技術的な話が聴けましたが...、
やはり彼が伝えたかったのは...、
何かを伝える...、それが一番重要だということなのです、当たり前のことなんですけど。
その前日には、Erlichさんと少し話をする機会がありました。
暖かい人柄に接することができ感動しました。
そのような気持ちで日々を過ごしていないと、「衝撃的なほど人を感動させる」音楽は演奏できない!
...痛切に感じました。
昨日発表した新曲=「無意識的記憶」の中間そしてエンディングのインプロ・ソロは、その衝撃に身を任せて弾きました(あくまで、衝撃に身を任せただけです....念のため[笑])....、連日の宣伝で恐縮です....(笑)。