2007/07/31(火)23:12
言いたいことがあります...。
音楽を追求することを、人間社会の成り立ちの上で二次的なことと考えている人が多いんではないか?...そんなことを考えました。
今、情報がデジタル化され音楽自体もファイルの形でやり取りされています。
音楽を創ることは(それをそれに携わらない人がどう意識しているかどうかは分かりませんが)、大変なことです。
それに対して報酬を払わないってどうなんでしょう?
音楽を違法に聴いている人は、自分がサラリーマンなり、OLなり、アルバイトなりして貴重な時間を使って働いた上で、給料を貰えない場合、どう思いますか?
こういう世の中になって、「音楽の力」が軽く扱われるようになったようで悔しく思っています。
ベトナム戦争の落ち着き先を決めた力は何だったんでしょうか?
ナポレオンを鼓舞したり、失脚させたりさせた力は何だったんでしょうか?
安保闘争を左右した力の一端を担ったのは何だったんでしょうか?
(目標、結果が良いかどうかは別ですよ、音楽には力があるっていうことが言いたいのです)
科学、哲学、経済、政治、みな大切でしょう。
音楽も同じ列で語られるべきだと思うのです。
科学にも身を置いている立場ですが、それだけに音楽の重要性をしみじみと感じています...。
高校、大学の時、「もう音楽なんてやめて、やるべきことをやれよ!」と友人に言われたことがあります。
でもね...、それって、音楽に限らず職業の貴賎を決めちゃっている言葉じゃないのかなぁ...。
だから、音楽(それに携わる人を下に見ちゃっている...)をただで手に入れても良心の呵責を感じない...。
大学の時も、薀蓄はすごかったのに、今は音楽を止めている人がいっぱいいます、知っている人で(嫌味)。女性にモテたいだけでやってたんか(苦笑)!
音楽の神museの罰が当たるぞ!
確かに日本の歴史を紐解くと、「芸能」(テレビで見ている芸能人の芸と言う意味じゃないですよ、本当の芸です)を下賎の人間のものと見る感、文化があります。
でも、今当たり前となっている「お金もうけ」も、実は「下賎の人間のもの」だったんですよ、江戸時代まで(爆笑)。
うーん、ちょっと考えたいコトガラですよね...。