2007/11/25(日)10:22
KARIZMA : CUBA
1986年非売品見本盤(日本盤)。
David Garfield(Key.)とCarlos Vega(Dr.)のビッグネームによるスーパープロジェクト。
ギターはMichael Landauです。
そして、A-4、B-3、B-4ではSteve Lukatherがゲスト参加しています。
A-1 PROPHECY。いかにも当時('80年代)のLAフュージョンという感じのキャッチーなメロ、テクニカルなリズムをもった曲。
リスナーサイドから見ると好き嫌いがはっきり分かれる曲ですが、こういう曲が演奏できる人は中々いないと思います(はっきり言って難しいということ[笑])。
Landauのうねるようなエモーショナルなギターソロが素晴らしい!チョーキング後の音の伸ばし方がエッチなんですよねぇ..(笑)。
A-2 STINGでのエンディング・ソロもカッコイイですねぇ...。ちょっとアンビエントが効き過ぎという感じですが(そういう時代でしたね...、'80年代って...)、ふくよかな音色がさらにエッチ度を増すのに貢献しています。
彼も名手のご多分にもれず、普通の素材を使っても斬新に聴かせる技があるのですねぇ。
かっこいいなぁ!と思い、後で冷静に分析すると意外に普通の音使いだったりするのです。
A-4 T.J.。はLukatherが参加するせいか、ドライブしたサウンドでのリフが印象的な曲。
Landau以上にアンビエンスが効き過ぎで、何やってるか聴き取るのに努力を要するLukatherのギターソロがフィーチャーされています(苦笑)。
ちょうどTOTOで言うとISOLATIONを出したころですよね。
僕がLukatherに興味を失うきっかけになった音色...、まんまです。
B-2 JIVEは、アダルトな雰囲気の、これまたLAっぽい曲。
この手の雰囲気って、一時期CASIOPEAやT-SQUAREも取り入れようとしていましたよね。
B-3 DONNAはメローな雰囲気の曲ですが、ハイライトはLukatherの長いギターソロ。
Lukatherの第二期(ISOLATION以降'90年代半ばくらいまで)が好きな人には、その時期の特徴的なフレーズが満載なので楽しめるでしょう(僕はいいや...)。
B-4 HUNGRY DOGS。LandauとLukatherのギターバトル...、これがウリですね。
最後に弾きまくっています(爆笑)。
これはかっこいい!