カテゴリ:3Dプリンター
うちの3Dプリンターですが先日接触型の近接センサーである3D Touchを買って
トライしてみましたがうまく行かず、当初の誘導型のものに戻してしまいました ただ、誘導型と言うことでビルドシートの下にある金属を検出している関係で ちょっと厚めのシートやガラスを使うとクリアランスが取りにくくなります。 幸いなことに手持ちで一番厚い物を入れても1mm程度は取れています ただちょっとクリアランスがギリギリですし、ビルドシートとの距離を 測っているのではないので、なんか嫌だな~なんて思っていました で、クリアランスが取れるものをとAmazonで探したら… 容量性近接センサスイッチ LJC18A3-B-Z/BY 検出距離1-10mm なんて言うものが見つかりました そしてこのセンサーは検知距離を本体後ろのトリマーで調整できます 左が感度調整用のトリマー 調整すると最大では20mmくらいまで検出しますし金属に限らず手や樹脂なども検出するので、うまく調整すればビルドシート表面を 検知できそうです ただ、配線が問題… このセンサーはPNP NO 今使っているものはNPN NO…微妙に異なっています(^^;論理回路は得意じゃないんです NPN・PNPは内部のスイッチングに使うトランジスターの種類で 負荷の入れ方がプラス側なのか、マイナス側なのかと言う感じみたいで、
…残念ながら売り切れちゃてます。回路の変更が必要ですがこれならまだあります こいつはNPN NCなので未検出時に信号線がGND…今回のNPN NOと見かけ上同じかも… とにかく今使っているセンサーと同じように「未検出時にON」「検出するとOFF」を 作れば良い…インバーターかよ~だから論理回路は得意じゃない…くどいね(^^; とか言いつつ こんな回路を仕立ててみた(破線部分がインバーター) ベースに入っている抵抗はこのままで良いだろうと思いますがVCCとコレクター間にある10K Ωはもう少し高くても良いかも …というかそもそも、トランジスターを単なるスイッチとしてしか見ていないので 数値もトランジスター自体も適当です 2SC1815とか書いていますが手持ちにあった素性不明品で実験しました 前回の回路は こうでした まあ、論理があっているので配線だけですなんかこんがらがりながらも辻褄はあったようで… 誘電型近接センサー 論理反転のテスト センサー本体の赤いLEDとブレッドボード上の黄色いLEDの動作が反転してますプリンターに信号を送るフォトカプラの後ろは同じなので、この回路を組み込めば このセンサーも使えるはずですね。 あとはブレッドボードの配線を適当な基盤に落とし込んでやれば終わりなんですが… ここまでやって、しまい込んじゃいました(笑) …というのも、プリンターが過去にないほどうまいこと設定が決まってしまったようで 印刷の質がとても良くなっているんです じゃあ、なぜ買ったのか
そんでもって、ブレッドボードでちょっと遊んでみました はいLEDが点きました…じゃぁないです マルチバイブレーター 2個のLEDが踏切のように交互に点滅する回路です簡単な回路ではありますが、意外なことにまともに部品を集めて作ったことはなかったような… 部品を並べて何かを作るという電子工作を久々にやりましたが、楽しかったです 3Dプリンターのネタなのに組み込みをしなかったのは、集中力が持たなかったからかな …ありあわせの部品をブレッドボード上でいじっているうちは「あっ!」とか言って 部品を焼いても気になりませんが、プリンターは壊したくないのでね 実際LED・トランジスター・フォトカプラにうっかり12Vを直接かけて何本も燃やしました(^^ゞ と言うことで、容量型近接センサーを使うための予備実験が終わったと言うお話でした …いつ組み込むんだろう…それとも死蔵?(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 16, 2020 12:53:05 AM
コメント(0) | コメントを書く
[3Dプリンター] カテゴリの最新記事
|
|