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私は一年前の12月14日に、とある事で入院していた。
足の甲の小指を骨折し、頭もちょっとやられた。 と書くと、なんだか重病のようだが、実際は大したことはなかった。 おかげさまで、後遺症も自分の分かる範囲では無く、普段と変わらず毎日を過ごしている。 しかし、熊脇氏はそんな私のことを 「ダイスケはあの頃ポンコツだったからなぁ」 と言う。 なんとも冷徹な発言。 ポンコツ。 しかし、どことなく愛らしさを感じませんか? ちょっとの皮肉と、愛情から熊脇氏は私をポンコツ呼ばわりしたのだろう。 でも、ポンコツって実際はどんな意味なのか。 『ポンコツ』 老朽化したり、破損した物。中古品や廃棄物。 意味を調べたとき、ショックを受けました。 入院中の私は老朽化し、破損した廃棄物的人間だったのか。 破損はあってるけど。 ポンコツの語源には、「拳骨(げんこつ)」を聞き間違えたとする説と、単に「ポン」と「コツ」という擬音説があるそうだ。 古くは、拳骨で殴ることを意味する言葉であるため、拳骨が有力とも思えるが、拳骨で殴った時の音(ポン・コツン)から拳骨で殴る意味になったとも考えられるらしい。 また、拳骨で殴る意味から、ポンコツは「大きなハンマー」を意味するようにもなり、自動車をハンマーで解体することから、老朽化した自動車を「ポンコツ車」と呼ぶようになったそうな。 「ポンコツ」という語が世間一般に広まったのは、昭和34年の阿川弘之の新聞小説「ポンコツ」にある「ぽん、こつん。ぽん、こつん。ポンコツ屋は、タガネとハンマーで、日がな一日古自動車を叩きこわしている。」という一説からきているとか。 なんにせよ、本当のポンコツ、本コツにならなくて良かった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月29日 01時27分15秒
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