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やまのみず お笑い コント

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2005年11月25日
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カテゴリ:みず
いつもの通り道に、韓国料理屋がある。韓流なメニューが並んでいるのだが、中の

「イカ丼」

がいつも気になっている。
「食べたい」という気になりとは別の何かが、そこには存在する気がしてならない。

イカ

これだけで何だか、僕には笑える要素を含んだ言葉だ。しかし

烏賊(いか)

漢字にされたら、途端に笑えない。
ねこそぎ金品を奪われかね無い物騒さを醸している。

僕はイカ料理が好きだ。
「イカの塩辛」
「イカめし」
「さきイカ」
「イカの天麩羅」

中でも僕を虜にしたレシピは
「イカそーめん」
である。

さばくのは多少面倒なのだか、僕はとても美味しく頂く。
函館で食べた「イカそーめん」なんて、僕の人生観さえ変えた。

それは、美しいまでに細く、どこまでも白く透明で、そーめんの容姿を模倣してはいたものの、確かに存在するイカ本来の
「味」
「歯ごたえ」
「喉越し」
「海の記憶」
「吸盤の働き」
「墨の黒み」
「タコとの差異」

その全てが私に「人生」を問い掛けてきた。
(何に悩んでいる?)
(喜びとは何だ?)
(その為の努力は?)
(醤油かけるのか?)
(まず何もかけないで食べてみって?)
(どうだ?旨いベ?)
旨かった。ありきたりな表現だが、甘いのだ。
「無」に近い「白さ」にも関わらず、噛む程に味が溢れ出すシンプルな素材の持ち味に感銘を受けた‥。

私は日々の暮らしの中に、イカを狂おしい程求めている。(役者 水島義人)

哲学的にしめたが、無論、全て誇張だ。


今回議題に取り上げたいのは、函館のイカの旨味の話ではない。

イカ丼だ。

そもそも「丼」とは、口へかき込むものだ。
漢字の通り、
「井戸」程開けた「口」に「、(チョン)」を投げ入れる様な、(チョン)大胆行為なのだ。



イカかき込むなや! 喉詰まるべや!

そういう事!!
‐みずのみず‐





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最終更新日  2006年02月10日 20時17分33秒
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