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この年末も年末に風邪を引いた。
体温を測ると、「ああ、本当に風邪じゃないか、しかもこんな高熱」 と自分が理解し、ぐったりする恐れがあるので、あえて測らなかった。 自分予測では「37,2」くらいだと思うことで、幾分楽にならないかと思ったが、予測なのでまったく意味が無かった。 いつもなら、1日、あるいは2日で治すことが出来るはずなのだが、今年の風邪はちょっと違う。 3日目に突入しても、いまだちょっとダルイ。 そしてなにより、「鼻水が出る」。 なぜ「鼻水が出る」程度の問題を鍵括弧で括っているのかというと、自分でも制御できないほど、素早く滴り落ちるからである。 生まれて初めての体験。 気がついたら鼻水が垂れている。 俺、大人なのに。 ティッシュを鼻につめたりもするが、そんな柔らかい紙ごときで、鼻の濁流が塞き止められるわけも無く、ティッシュ要塞はいとも簡単に突破されてしまう。 そもそも、「鼻水」とはなんぞや。 「長年積み上げてきたインテリジェンスを、一発で反故にする兵器:鼻水」 しかし、出るからには意味があるのだろう。 この、馬鹿少年の代名詞的存在の「鼻水」には、どんな奇跡が詰まっているのか・・。 風邪というものは、ウィルスや細菌などの、目に見えない物体によって引き起こされる。 鼻の奥のほう、表面がしめ湿ってぬるぬるとした粘膜には、血管や神経があつ集まっており、敏感になっている。 風邪のウイルスが鼻の粘膜につくと、体がいらないものを取り除こうと、その部分がはれて赤くなる。 また、鼻の中には、ウイルスを殺すための白血球や、洗いなが流すための水がたくさんで出る。 そして、ウイルスの死がいや白血球、壊れたはな鼻の細胞などが、はな鼻の中に出たたくさんの水とともに鼻水としてで出るという・・。 とまり、私の鼻か流れ出ているものはウィルスの残骸であり、敵と果敢に戦った兵士の屍であり、あるいは私の一部であったりするのだ。 鼻の中の戦争・・・。 そんな戦争を、塞き止めようとしてはいけない。隠してはならない。 報道せねば。全国民(自分)に悟らせねばならない。 戦争は、悲劇しか生まない事を。 さあ、流れろ鼻水! そして見ろ諸君!これが私の(鼻の中の)戦いだ! あ、布団に垂れた・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年12月31日 17時17分43秒
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