|
カテゴリ:の
さきほど目を覚ましたら、異常に頭が痛い。
「あ、これは風邪を引いたかな」 気がつけば、布団という布団がすべて何処かへ行ってしまっている。 最近、時折妙に具合が悪くなるのだが、それを知人に話すと 「気のせいだ」 と一蹴される。 自分は「そんなはずない、これは風邪なんだ」と思うのだが ちょっとすると治っているので気のせいなのかもしれない。 しかし、今回のケースは風邪だ。立派な風邪に違いない。 「馬鹿は風邪を引かない」 小学生の頃良く友達と言い合いをしたものだ。 友人「俺なんて今年一回も風邪引いてない~」 自分「馬鹿は風邪ひかないんだぜ」 友人「人に馬鹿って言った方が馬鹿!」 自分「じゃあそっちも俺に言ったからそっちも馬鹿~!」 友人「また言ったからお前馬鹿ー!そして親も馬鹿~!」 自分「馬鹿って言うな!(ぶつ)」 友人「バーカバーカ!(ぶつ)」 ~以後、ぶち続ける。両者泣いて引き分け~ 今思えば、これほど馬鹿な言い合いも無い。 しかし、馬鹿は風邪を引かないって、なぜそうなるのか。 そんな論理的じゃない諺(?)があって良いものか・・・。 と思い立ち調べては見たものの、どうも要領を得ない。 諺では無いのかな・・・。 一応意味合いとしては 1、馬鹿は頭が悪い代わりに体が丈夫なのが取り柄なので風邪を引かない。 2、馬鹿は頭が悪いので、風邪を引いたことに気付かない。 3、馬鹿は頭が悪いので、寒いのに薄着をしたりして風邪を引くような事をする。自己正当化、あるいは皮肉。 とありました。 2番目のがちょっと面白いですね。 しかし、「馬鹿は頭が悪いので」と必ずついているのが気になるなぁ。 一般的には、頭の悪い行動を取る人に「馬鹿」と使うけれど、本当にそういう意味なのだろうか・・。 そこで馬鹿も調べてみる。 「馬鹿」 馬鹿は、サンスクリット語で「無知」や「迷妄」を意味する「baka」「moha」の音写「莫迦(ばくか)」「募何(ぼか)」が転じたとされる。 1、知能が劣り愚かなこと。また、その人や、そのさま。 2、社会的な常識にひどく欠けていること。また、その人。 3、つまらないこと。無益なこと。 4、度が過ぎること。程度が並はずれていること。 5、用をなさないこと。機能が失われること。 ふむ。まあ分かりきったことですが、良い言葉ではありませんね。 語源として有名なものは「鹿をさして馬となす」。 これは、秦の趙高が二世皇帝に、鹿を「馬である」と言って献じた。 群臣は趙高の権勢を恐れ、「それは馬です」と答え、「鹿じゃん」と答えた者は暗殺された。 つまり、「自分の権勢をよいことに矛盾したことを押し通す意味」として使われていたと。 しかし、「鹿」を「か」と読むのは大和言葉で、漢文では「ばろく」と読む。 そのため、この話が「馬鹿」の語源であるとは考え難く、「馬鹿」は当て字という考え方もあるそうな。 自分も良く人に「馬鹿か」と言ってしまう。 それは決して「本当に馬鹿野郎だな、山田も水島も、そして熊脇だって」と思っていっているわけではないのだが、すこし気をつけようかと思います。 ・・・あ、ブログを書いていたら頭が痛くなくなった。 また「気のせい」か・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|