2006/06/04(日)19:27
多感な見学
前の2人が「目」について論じていたのを受け、僕も「目」について論じてみたいと思っている。
まさに、目論んでいる。
しかしながら、僕は目が良い。
大金持ちがお金に無頓着な様に、僕は視力に無頓着なのだ。
「使えば衰える」からには、目の良い僕は普段、あまり視覚に頼った暮らしをしていないのだろうか。
‥‥。
やまのみず次回公演の劇場を見学してきた。
4月に出来たばかりの新しい劇場だ。
未だ正式決定していないので、詳細は後程にさせて頂きます。
しかし、何とも個性的な劇場にメンバー一同好感を触った。
やはり4者4様、見学スタイルもそれぞれである。
熊脇は、あれこれ劇場の方に聞いて、しきりにフムフムしている。
彼は視覚と聴覚に上手く頼って、見学していた。
水島は、椅子に何度も座り直しては、しきりにモゾモゾしている。
僕は尻の触覚を鋭敏に働かせ、見学していた。
山田は、劇場に入るなり
「新しい靴の臭いがする」
と微妙な失言を連呼し、しきりにクンクンクゥ~ンしている。
彼は嗅覚と、それと、若干口が半開きだったので味覚とで、見学していた。
野間は、劇場の方が巧みに操作するまばゆい照明の中、非効率的な工場ロボットダンスや、およそ輪郭の見えてこないパントマイムに従事している。
多分、第八感辺りを駆使し、見学していた。
多様な感覚、感度の入り混じった僕らが、また動き出しました。
どうぞご期待ください。
‐みずのしま‐