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本日、渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催されている
『スーパーエッシャー』に行ってきました。 エッシャーといえば、「物見の塔」や「滝」などのだまし絵、手が手を描いている絵、魚や鳥が隙間無く並んでいる絵・・などなど。 わたくし、エッシャーのだまし絵が大好きでして、Bunkamuraで開催されると知った日には諸手を挙げて喜んだものです。 しかし、なんだかんだで忙しかったり忙しくなかったり。 開催一ヵ月後にやっと観にいくことができました。 観た感想としては、なんとも在り来たりな言葉ですが、 「こりゃ面白い」。 だまし絵以外にも、風景画だって面白い。 縦の線だけで景色を表したり・・・いやはや。 遊び心を大事にしている画家なんだなぁ、と。 無論、その「面白さ」を見せるために凄まじく緻密な計算がなされているわけですが・・。 皆様も、もしお時間があったら見に行かれてはいかがでしょう? 「SIBUYAはENKYORIだし」 という方は、インターネットなどでも色々観れて楽しいですよ。 閑話休題。 今日の話ではなく、先日山田と友人のライブを観に渋谷のO-westへ行った時のお話。 ホトホトと歩き、道玄坂に差し掛かると、光で坂が溢れています。 クリスマスシーズンなんですねぇ。 街路樹のけやきに数多くの電飾がつけられ、街は光の洪水に。 しかし、なぜだか私はそのときあまり綺麗だとは思わなかったのですね。 それは隣を歩いている人が、うら若き女性ではなく、うらぶれた姿の山田だったから・・ではありません。 いや、そりゃ100%違うかと言われたら、「80%は隣が山田だから」となりますが、まあ、そこまで言うと後々面倒なことになりそうなのでここは「そうではない」という事にしておこうじゃありませんか。 まあ、なんというか、けやきがちょっと哀れに思えたわけでございます。 植樹された木の悲しい運命とでも申しましょうか。 夏は多くの葉をつけ、下で暮らす人々の為に木陰を作り、秋が過ぎやっと休めるかと思いきや、冬には多くの電飾をつけられ、街を照らさなければならないのです。 「わぁ。木が綺麗」なんて言っている人もいましたが、 木が綺麗なんじゃなくて、綺麗なのは光っている電球なのだよ。 木はただ、されるがまま電飾のついたコードを身に纏っているだけ。 本当に木が綺麗なときは、やっぱり夏だったり、秋だったりじゃないかなぁ。 冬くらい休ませてやれば良いものを、と思ってしまう私は クリスマス時期にあまり良い思い出を持っていないからなのでしょうか。 なんにせよ、のんびりと毎夜電気をつけっぱなしに出来る日本は、平和で豊かで何よりと言ったところでございます。 今年も冬はお寒うございますね。 記:野間(遊び心を忘れない)大資 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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