今日、所用で東京は浜松町に出掛けていました。
その後、新宿で待ち合わせの予定があったのですが、
予定よりも早く用事が終わってしまい、さてどうしたものか、と。
浜松町の隣駅は東京。
その隣駅は秋葉原。
これは…行くしかないか。秋葉原。
…一人で平気だろうか。
いや、ここは行くべき時なのだ。
見事単独で秋葉原の町を闊歩せしめた暁には、多くの功績と石を授かることができる筈だ。
と、関ヶ原の戦いに出陣する武将のごとき決意を胸に、独り秋葉原を目指しました。
しかし、いざ秋葉原に降り立ってみた私が思ったことは
「特に行くところねぇ…」
秋葉原に慣れていない私は、当然独りで遊ぶ方法も分かりません。
喫茶店に入って読書でもして時間を潰そうかと思いましたが、それでは秋葉原で降りた意味がない。
しかし、秋葉原特有の喫茶店に入ってしまうと、緊張のあまり読書なんて優雅な時間を過ごせる自信がありません。
さて困った…。
何の前情報も無く、なんとなく関ヶ原に出てしまった。
西軍に付くべきか、東軍に付くべきか…。
西へ行くか、東へ行くか。
東軍が勝ったと記憶しているので、駅前の大通りを東に行くことにしました。
色んな店があります。
本屋、ゲーム屋、パソコン屋。
全ての店がなんかHな気がしてしまうのは、偏見でしょうか。
しかし、時間を潰すには適していないと判断し、どの店にも入りませんでした。
駅え戻ろうとした帰り道に目が留まったのが、四階建ての大きなゲームセンターです。
最近はとんと行くことがなくなりましたが、やまのみずの中ではゲーマーで知られている野間です。
ここは一つ、秋葉原のゲームセンターにおいても、勇猛を轟かせねばならないでしょう。
エスカレーターを昇ると、シューティングゲームの筐体がずらっと並んでいます。
というか、二階にはシューティングゲームしかありません。
普通のゲームセンターは、一つのフロアに色々な種類のゲームが雑多に並んでいるものだけれど、
さすがは秋葉原。
しかし残念ながら、自分はシューティングゲームは不得手ですので、
他人のプレイを後ろからじっくり眺めるだけに留まりました。
しばらく観た後、更に上の階層へ。
三階、そこは対戦格闘ゲームの階。
ストリートファイター、バーチャファイター、鉄拳、ガンダム、等々…。
物凄い数のゲーム筐体と、多くの人で賑わっています。
対戦格闘ゲームならば、そこそこいけるという自信を胸にフロアを見回って見ます。
むむ、どれもこれも、知らない人と対戦しなければならない感じだぞ。
…。
……。
そして更に上のフロアーへ。
そこは、カードを購入して、そのカードを元にプレイするシステムのゲームばかりのフロアーでした。
簡単に言うと、少年ジャンプで連載されていた「遊戯王」で使われているようなカードを買い、
それをゲームの筐体に読み取らせることによって遊べるという…。
まぁ、とにかく、私にはできない感じのゲームばかりです。
こうして、私の秋葉原におけるゲームセンター合戦は幕を閉じました。
秋葉原。そこは、兵の集う合戦場。
一人で楽しむには、まだまだ修行が足りません。
NOM"A"-BOY大資