昨日、8月9日は1945年に長崎に原爆が投下された日です。
まあ長崎出身者としては午前11時2分が投下された時間ということは
小学生の頃から言われ続けてきているので覚えていますが
そうでない人にとっては、日にちを知っていれば
常識があるという感じなのでしょうか。
よくこの時期になると、報道番組で
「若者の何%は原爆投下日や終戦日を知らない」
というアンケート調査結果を流している気がしますが、
あれはあまり意味がない気がします。
それを見たスタジオのコメンテーター達が嘆く映像を流すぐらいなら
今日のはだしのゲンを流しなさい!
ということで、今夜放送されたはだしのゲンを
僕は何日か前から楽しみにしていたのです。
いや、楽しみにしていたというと語弊がありますが
絶対みたい!と思っていたのです。
はだしのゲンといえば、小学校の図書室には
必ずあった漫画ではないのでしょうか。
僕ももちろん何度も読みました。
低学年の頃は中の台詞をクラスメイトと
言い合ったりしていました。もちろん悪気なく。
とても思い入れの深い作品で
最初に番組予告を見たときには
あんなもん、映像化できるのか!?
とも思いましたが、予告編を見るたびに
本を読んでいた当時の記憶とリンクして
見たい気持ちが大きくなっていたのです。
そんなこんなで本日はだしのゲン前編ほ放送だったのですが
すごく良かったんです!これが。
もはや原作との違いとか関係なくドラマとして完成していました。
特に中井貴一さんは良かったなぁ。
子役の子達も自然で良かったです。
今日は戦争中~原爆投下までの前編で
明日は投下後の話なのでだいぶ重い話になると思いますが
みなさん、良かったら見てみてください。
僕も明日は仕事がありますが、録画して見たいと思います。
同じ出身地の議員さんが馬鹿な発言をしましたが
あれによって少しは原爆に対しての意識や感心が
上がったのなら、無駄ではなかったのでしょうか…。
いや、ありゃダメだわ、やっぱり。
KUMA