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生活をしていると、「人間って凄い」と思う瞬間がある。
私の場合は、50mを物凄いスピードで走るランナーを見たときでもなく、 行った事もない宇宙の神秘を解明する科学者の話を聞いたときでもなく、 霊やオーラを見ている風な発言で人を幸せにしたり、向かうべき方向を指し示す人物を見たときでもない。 ではどんな時かといえば、 片手にラーメン、片手にコップを持ったまま、ちょっと暗い部屋を歩いたり足でドアを開け閉めする自分である。 右手から伝わる熱さに我慢しつつ、両手の液体がこぼれない様に平衡感覚を集中する。 その上、暗くて見え難い足元を想像し、片足でバランスを取りながらドアを開ける。 結構簡単にこなせる事だとは思うが、これって凄い事なのじゃないだろうか。 おそらく、おそらくではあるが、あのアシモにはまだ出来ない気がする。 この間テレビ番組で「居酒屋でオシボリや灰皿、熱燗を運ぶ猿」を見たが、あの猿にもまだ今は出来ない気がする。 近い将来はわからない。 ただ、凄いがゆえに怖いと感じる事もある。 景色を見ながら、音楽を聴きながら、大声で歌いながら、車幅を感覚で理解しつつ運転する事は、 そんなに色々一緒にやって本当に大丈夫なのかなと思う。 これは僕だけかもしれないが、右ハンドルの車を運転する際の「車体の左前」は、ただの勘である。 みんなは勘じゃないのだろうか…。 これだけ科学が発展し、また、人の命を奪う可能性がある車を運転する際に使う要素が「勘」というのは、 実は結構恐ろしい事ではないか。 だからこそ教習所で長い間訓練し、安全運転をしているわけであるが。 人間が進化しているのか、科学が発展しているだけで進化していないのかは分からない。 しかし、もし進化しているならば、そのうちに 『片手にラーメン、片手にコップを持ったまま、大声で歌いながら車を運転してドアの開閉』が出来たりするかもしれない。 まあ、出来なくてもなんら支障はない。 それはさておき、 先日にも書いたような気がするが、私は人生で二回ほど職務質問を受けた。 つまり私は、昨日の日記における山田の言うところの 『アカラサマに挙動不審で、見るからに内向的で、自分のテリトリーを侵した人間に対して負のエネルギーをぶつける様な男』 に見えるという事だ。 きっと山田もそう見ているに違いない。 あの山田があのヒゲ面で。 いいだろう。 山田と野間、どちらが不審者に見えるか。 いずれ決着をつけてやるつもりだ。 記:野間(今度は戦争だ)大資 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月28日 04時49分02秒
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