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カテゴリ:みず
2年振りに「コタツ」を掘り出した。
「掘りゴタツ」じゃない。 みっちみちの押し入れから引っ張り出したのだ。 日中は初春も垣間見られる昨今、今更なのだけれど‥。 しかし、これは、イケナイ。 何がって、埃がイケナイ。 しまっていたコタツ布団‥ 干して、叩いたら、惨々な埃が、散々と飛び散った。 ダニの死骸 花粉 毛の類 繊維の類 皮膚の類 食べ物の類 そんな筈じゃ無いけど、溜め込んでたらしいそれらがミックスされた、煙‥煙‥煙。 涙‥涙‥鼻水‥涙鼻水‥ ハウスダストが別れ際まで僕に纏わり付いてくる。 全身全霊で布団から追っ払う、その音がびっくりする程市内に響く‥ パンッ! パンッ! パンッ! 銃声だこりゃ。 本物を聞いた事無いけれど、競技走者を走らす程は、響いている。 まぁ、布団から元気よく埃を飛び出させる銃声、といえなくは無い。 散々叩ききり、部屋にセッティング。 フローリングに馴らした体に、コタツ布団は優しい。 スイッチを入れ、赤い、赤外線?‥ 違うか‥? まぁ赤い大きな電球にまた命が宿る。 やや焦げ臭い感じが懐かしい。 昭和70年代に作られたコタツ。 実家で使い、一緒に上京してきたコタツ。 再び使い始め4日目、夜中4時に目を醒まし、再びベッドに寝直す日々が続いている。 まだ春は遠くていいかなと、少し思う。 ‐みずのしま‐ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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