やまのみず　お笑い　コント

「アンディ、これが永遠っていうんだね」


本日は、
先日、結婚した夫婦から
結婚式二次会の時、
我らが華を添えたのに対して
「お礼の会」
として我々やまのみずを招待してくれた。


その愛の巣にお邪魔させていただくと
二匹のお犬様が
「きゃんきゃん」
出迎えてくれた。

ぞろぞろとお邪魔して
所在無い僕はソファーに座った。

すると
するっと一匹の灰色の子犬様が僕のひざの上に上がった。
この家によくお邪魔している野間が
「アンディはホント人の顔なめるから」
と、言うよりも早くアンディは僕の顔をなめはじめていた。

僕は抵抗するわけではなく、されるがまま
なすがまま、あるがままの僕をアンディに差し出した。

アンディはなめた。そんな僕をタダタダなめた。ひたすら
口を、口だけを。
いや、口の左下唇の口内炎を
なめになめた。

「これが、永遠ということか」

そう感じるほど、時を口をアンディは僕をなめた。
僕の口内炎をなめた。
治りかけの口内炎をなめた。

皆が
「やめろって言えば？」
というが、ここまで僕の唇を求めてくれるものもいないし
永遠を感じていた。

それが、４、５回繰り返された。

すると
飼い主の奥様が
「ムンムンやめなよ、アンディ自分のお尻をなめたりしてるんだよ」
という。

それを聞いた友人たちが野間のこの言葉を口火に笑い転げた。
「ムネの口はアンディの尻の味がする」
野間は、僕の神聖な唇をお犬の尻と言った。



でも、僕は怒るわけにはいかなかった。
何故なら、御呼ばれしたお家で暴れるわけにはいかないし
何よりも、生蟹をご馳走してくれたからだ。


旦那がお仕事で帰りが遅いので
奥様が細腕で、蟹をバキバキ解体して僕らに振舞ってくれる。
それが、あまりにも健気で華奢なので、
我らやまのみずの優しさ代表水島が
道民代表としてもここはと、蟹捌きのお手伝い。

生～焼き～しゃぶから、
ポン酢やら何やら、
有限！！

最高でした。
立派！！
感謝でした。ごちそうさまでした。

ヤマ
と
ミズ
と
クマ
は帰宅したのですが、
野間とやらは、その愛の巣にお泊りするようで
どうか今頃、僕らの悪口をたたいていないで
洗いものをするだので
少しでも、奉仕していることを願がっています。


ヤマ