2011/10/03(月)15:47
いつか入ろう
土曜の晴れた午前中、
小さな公園にて
消防訓練が行われていた。
多分その地域の町内会の人たち向けの訓練だろう。
園内に真っ赤な消防車が乗り入れられ、
おばあちゃんが消防士の手を借りながら放水を体験していた。
晴れた午前の陽‥
火の無い所で、キラキラ輝く水しぶき‥
綺麗だ。
そんな水しぶきを熱い視線で見守るのは
じいさん
ばあさん
ばあさん
ばあさん
子
お母さん
ばあさん
じいさん
ばあさん
‥
おぉいおい‥
若いモン殆どいないじゃないか‥
どこか老人施設や老人組合の消防訓練でもないだろうし‥
最近の若いモンは町内会に参加していないのだろうか?
とかいう自分も今は町内会とは無縁のところにいる。
けれど、きっと、所帯を持ち子を持ち家庭を持ったならば、必ず町内会には入ると思う。
安心だし。
実家にいた頃は、町内会とは「入る」「入らない」に関わらず、
というか、その地域に住んだら入っているものと思っていた。
だけれど、東京に来て、しばらくして
「あれ‥そういや回覧板、来ないなぁ」
と感ずる様になり‥
ある日街角の掲示板に
『町内会に入りましょう!』
と呼び掛けるポスターが貼ってあったのを見て漸く、
自発的に入るものなのだ
と知った。
災害の多い昨今‥
町内会やら近所付き合いやら、団結欲高まりつつある中、
あの地域の火消し役は、老人しかいないのだろうか‥
んー心配だ。
-みずのしま-