やまのみず　お笑い　コント

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• バレンタイン

  世間にはバレンタインがやってきたようだが俺のところにはやってこなかった。トラックの荷台にわんさと詰まれてやって来るはずだったのだが。事務所が止めていたかなー？こんなご時勢だしね。事務所入ってねーけど。バレンタインがそういう態度をとるなら、来年はもう、来なくていいですから。どうしても来たいっていうなら、話は別だけどね。ただ、まあ謝るくらいなら、それ相応のものを持ってきてもらわないと。チョコとかさ。野間

  2012年02月14日

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• ウォーキング

  最近とにかく歩かねばならぬ状況があって、てくてくと歩くのだけど、ある一定量を越えたあたりで、左ひざが異様に痛くなる。どの程度なのかといえば、階段を下りれないくらい。あまりの痛みに引きずるようにして階段を下りていく。登るのは、なんとか大丈夫。つまり、膝をちゃんと伸ばせないという状態…なのか？インターネットで調べてみたら、「しっかりと歩けていない場合がある」との記事。正しい姿勢でちゃんと歩けているかなんて、この歳まで考えたことが無かった。左足に負担が掛かるような歩き方なのだろうか…。しかし、どうすれば直せるのかも良く分からない。うーむ、困ったことになっているぞ。しっかり歩くことからはじめねば。野間

  2012年02月10日

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• ステま！

  最近、ステマという言葉が流行している。ステルスマーケティング。ステルスと言えば、空を飛ぶ三角形の爆撃機（？）を想像するが、どうやら三角形ばかりでもないようで、しかも「決してレーダーに映らない」というわけでもなさそうだ。まあ、3分で調べた浅はかな知識なので、間違っているやもしれない。かたや、ステルスマーケティングの意味は、消費者に宣伝だと気付かれないように宣伝すること、とある。ステルス機が「決してレーダーに映らないわけではない」ように、ステマという言葉が流行ってしまった以上、ステルスマーケティングもまた、消費者のレーダーに気付かれるようになった、というわけではあるが、何でもかんでもステマ扱いになりがちな昨今、レーダーにはどこもかしこも光点だらけで、何か別のものを見落としてしまいそうだ。怖いものである。関係ないけれど、「ネギま！」がもうすぐ終わりに向かうとかなんとか。悲しいものである。野間

  2012年02月06日

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• 夜空のムコウ

  ベビーカーを押している若い奥さんが、夜空の一角を指して「あ！ UFO！」と叫んだ。少し後ろを歩いていた旦那らしき男性が「え？」と夜空を見上げる。僕も見上げる。遠くの空には、どう見ても航空機にしか思えないような、直線的な動きをする光体。少し光り、そして消える。それを繰り返している。「ほら、あそこ！ UFO！」奥さんは叫んでいる。旦那さんは、何も言わない。「あ、消えた！」光体は建物の影に隠れただけだけれど、UFOだと思い込んでいる奥さんには、消えたように思えたのだろう。現に、光体はまだある。僕は思わず吹き出してしまった。素敵だなあ。僕のところにも、UFO、来ないかな。--------------------------------------------そして今日は山田の誕生日だっていうのに、ゲーゲーと吐いている。誕生日ゲボゲボおめでゲボとう、ゲボ山田くんゲボゲボ。駆けつけられなかったけれど、ゲボも嬉しそうにしているよ。野間

  2012年01月29日

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• 車の中で隠れてうわなにをする

  車の中でいちゃついているカップルがいた。イラッとして、チラッと車内を見てみたら、老夫婦だった。なあんだ、むしろ仲睦まじく素敵な事じゃないか、などと感じつつも、先ほどイラついていた自分を思い出す。ああ、荒んでいる。一月の風はまだ冷たい。野間

  2012年01月25日

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• 雪は降るあなたはこない

  「雪は降るあなたはこない」このフレーズ、なんか尾崎放哉っぽいなあ。ともあれ、最近雪がよく降る。雪の思い出はさほどないが、そういえば、大学を受験しに行った時に降っていたなあ。一人で見知らぬ駅の周りを歩きながら「受験した皆がすべっておる」とほくそ笑んでいたものだ。大学は急勾配の丘の上にあって、登るのも降りるのも一苦労だった気がする。足取りは覚束無かなく、ほとんど地面ばかり見ていた。せっかく知らない街が白一色に染まっているのに。雪が降ろうが降るまいが、今もまだ下ばかり向いていて、覚束無い足取り。あの頃からさほど変わっていないな。野間

  2012年01月21日

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• カトちゃんケンちゃん

  今年3月に、ハドソンがコナミデジタルエンタテインメントに吸収されるそうな。「バーイ、ハドソン」あのフレーズはまた聞けるのだろうかPCエンジンやらCD-ROM2やら、あの白くて四角い形が目に浮かぶ。バンダイとナムコは一緒になり、スクウェアとエニックスが合併し、タイトーはスクウェアエニックスに吸収された。他にも、小さなゲームメーカーの名前がいくつ消えたことか。モバイルゲーム全盛の昨今、ゲームメーカーさらに汲々としていくのだろう。是非とも頑張ってほしい。心の底から応援する。応援するためには、ゲーム買わないとな！そして、やらないとな！応援だから、仕方ないな！野間

  2012年01月17日

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• 13日のやつ

  2012年は、あとは4月と7月にやってくるらしい。来年は2回。再来年は1回らしい。これ、13日の金曜日の豆情報。13日の金曜日が忌むべき日なら、明けた14日の土曜日は、それ以上悪くはならない、つまり素晴らしい日である、という事にはだろうか。そういう風に考えていきたい。野間

  2012年01月13日

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• 孤独のグルメ

  テレビ東京にてドラマ『孤独のグルメ』の放映が始まった。原作：久住昌之、作画：谷口ジローによる漫画原作のドラマで、私はこの漫画『孤独のグルメ』の大ファンだ。井之頭ゴローという個人で雑貨輸入商を営んでいる中年男が主人公のこの漫画は、その題名が示すとおり、ただひたすらに、一人でグルメを楽しむ漫画だ。しかし、グルメとは「高級」という意味では無い。「ウマイ」という意味だ。「ウマイ」ものに、高いも安いも関係ない。小さな定食屋で出される料理だったり、一皿130円の回転寿司を食べてみたり、駅でうっている駅弁に挑戦してみたり。良い大人が、それらを食べて、「こりゃあウマイ」と感嘆する漫画、それが『孤独のグルメ』だ。そんなクセのある漫画がドラマ化されるというのだから、原作好きである私にとっては、難色を示さずにはいられない情報だった。主演は松重豊さんだという。なるほど、渋い。渋いが、少し渋過ぎやしないだろうか。線も細い。井之頭ゴローは、もっとこう、子供っぽく、体格も良い感じだ。果たして大丈夫か……？そうして向かえた第一回。そして第二回。「マズくない！けっしてマズくないぞ！」松重豊さんは、確かに印象は違う。しかし、とても美味しそうに飯をかき込む。あと、予想以上に子供っぽい。食べる料理も原作とは違った。出会う人々も、出来事も、何もかも違う。しかし、『孤独のグルメ』なのだ。見た目は違えど、そこには確かな『原作愛』が調味料として混入されている。「なるほど、そういうものもあるのか」私は唸った。しっかりと考えられ、キッチリと表現しようとしているこのドラマは、確実に「ウマイ」のだ。孤独のグルメ。目が離せない番組である。最近話題の『花のズボラ飯』も面白いし、こちらも原作である久住昌之さん、やはり、あなどれぬ人だ。「がんばれがんばれ！ユタカー！」野間

  2012年01月11日

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• おみくじ

  なじみの神社に初詣に行った。おみくじを引くと、『小吉』上から三番目なので、そこそこ良い。この「そこそこ」具合が、実に本当っぽいではないか。何が本当なのかはイマイチ釈然としないだろうが、その釈然としない、ぼんやりとした加減が良いのだ。そこに書かれていた内容も、「あなたの今年の運勢は、やることをやれば、なんとなく良いでしょう」こんな感じだ。良いですね。良いと思います。やることは、やろう。うむ。野間

  2012年01月05日

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• 賀正

  明けて早々、大き目の地震があったり、平田容疑者が出頭してきたり、兄夫婦がおいしい蒲鉾を持ってきたり、様々な事象が起こっている。良い一年だった、と言えるような年になれるのだろうか。今年も宜しくお願いします。野間

  2012年01月02日

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• 2011年、野間的ベスト映画

  今年、「映画150本は観るぞ！」と意気込んで、あれよこれよと観た結果、計190本の映画を鑑賞。いやあ、観た観た。200本まであとちょっとだったのだけれども、まあ、良しとしようぞ。沢山の映画を観て思ったことは、世の中には面白い映画が唸るほどあるのだ、という事。そして同時に、面白くない映画も山ほどあって、それが興行収入で上の方にあったりするのだ、という事。「売れてるもの＝良いもの」でないことは、昨今の流通事情を見ていれば何となく理解できるのだけれど、やはり、なかなか難しい世界なのであるなあ。そもそも、どうして映画を沢山観ようと思ったかというと、世の中に数多ある『物語』を自分の中に取り込みたかったからという理由が一つ、そしてもう一つは、映画通の人々が繰り広げる映画駄話に混ざりたかったから。だってあの人たちったら、超楽しそうなんだもの。しかし、高々190本程度見ただけでは、まだまだ知識不足。「宇宙人ポール」の元ネタだって半分も分からない。映画人生はまだまだかれから、ようやく始まったばかりなのである。ともあれ、年の瀬でもあることなので、映画通（気取り）らしく、今年観た映画ベスト5でも並べてみようかと思う。■今年の野間的ベスト映画■第5位：くまのプーさん理由 ：とにかく皆頭がオカシイ！ イカレてる！ そしてイカシてる！第4位：X-MEN: ファースト・ジェネレーション理由 ：3Dで見てとにかく興奮した。バンシー（超音波を出す人）が飛ぶシーンで涙が止まらなかった。第3位：ブラックスワン理由 ：鳥肌。何がなんだか分からなくなる感じが味わえた。第2位：スーパー！理由 ：「コマとコマの間で起きてることなのね」という台詞は生涯忘れないと思う。ディフェンドーの方が好きかな？ いや、こっちかな。どうかなぁ。でもとにかく愛すべき作品。第1位：イップマン 葉門理由 ：下記なんかパッと見、子供向け映画ランキング？ と思われそうだけれども、いやいや、純粋に面白かったんですって。ちなみに、良い映画ばっかり観たので、2011年日本公開された映画のみを抜粋。全部だとランキングがライダー大集合、あるいはゴジラFINAL WARSみたいな様相を呈することになるだろうし。「えっ、ヘドラもう終わりなの！？」「えっ、七人の侍がその順位！？」みたいな。1位のイップマンは、序章と葉門とで悩んで、あるいはドニー・イェン主演なら『孫文の義士団』なんかも良かったし……、とにかくドニー・イェンの凄さを味わった1年だった。『孫文の義士団』は最高に良かったけれど、ちょっと演出過多に感じたのが残念な部分。『イップマン 序章』は池内博之さんの名演技を褒め称えたいのだけれど、野間の個人的趣向から、どうしても最終的に愛する事ができず、サモハン・キンポーの主演している『イップマン 葉門』を選出。中国人の意地と教示を覗える、立派な映画でした。本当に惜しむべくは、ゴング後の一撃！やっぱりあれは、イップマンは避けて欲しかった。この映画では、あれが唯一の傷……。てなわけで、以下、ラインナップ。○ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い○相棒－劇場版2－○ソーシャルネットワーク○GANTZ○デューデート○その街のこども○イップマン葉門○RED○冷たい熱帯魚○ヒアアフター○イップマン 序章○トゥルーグリッド○ドラえもん　新・のびたと鉄人兵団-はばたけ天使たち-○塔の上のラプンツェル○劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ○ブルーバレンタイン○エンジェルウォーズ○スコット・ピルグリムvs邪悪な元カレ軍団○孫文の義士団○X-MEN: ファースト・ジェネレーション○スーパー8○コクリコ坂から○ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2○トランスフォーマー／ダークサイド・ムーン○スーパー！○監督失格○くまのプーさん○世界侵略：ロサンゼルス決戦○電人ザボーガー○宇宙人ポール■ファンタスティック Mr.FOX■ザ・タウン■ブラックスワン■さや侍■酔拳　レジェンド・オブ・カンフー計35作品○は劇場に観に行ったもの。■はレンタルＤＶＤで借りたもの。来年も、沢山の良い映画に出会えますように。野間

  2011年12月28日

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• について

  クリスマスについて子供「どけ、サンタ。それは俺が履く靴下だ」築地の寿司について野間「あんまり美味いものを食べるもんじゃない。　　　次に食べる「いつもの寿司」が美味しく食べられなくなるから」野間

  2011年12月24日

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• 未明

  日付と前後してしまって申し訳ないのだが、12月22日は誕生日であった。そんなめでたい日を翌日に控えた20日の夜、「21日、夜、家にいる？」そう電話が来た。やまのみずのメンバーである山田からだ。良い歳の良い男にそんな事を聞いてくる。予定なんて、あるに決まっておろう。が、まあ、予定を空けれないワケでもない。しぶしぶ了承すると、「携帯握り締めて寝てろ。着信音はつけとけ」とメール。去年もこんな感じだった。どうせ、日付が変わって22日の1時くらいに、我が家にやってくるんだろう。まあ、多少眠いが、起きて待っていてやるか。めんどうだが。と、待てども待てども、連絡が来ない。時刻はすれに夜中の3時を回っている。これは幾らなんでも遅すぎるだろう。夜中の3時といえば、これはもう、未明と読んで良い時間帯だ。なんか悪い事が起こりそうな感じの時間だ。まさか、「来るとみせかけて来ないパターン」のドッキリなのか？こういうサプライズ系のイベント中にこちらから連絡を取るのはいささか野暮な気がするが、そもそもメールをした時点でバレバレであるし、気にせずに「どういう事になっているのか」とメールをする。しばらくして、電話。「道に迷った」才能が無い。サプライズをする才能が。住所を教えてやって（いきなり家の近くにやって来るという体を装った企画であるにも拘らず、驚かされる側が）、待っていると、赤い車がチラリ。中にはやまのみずの山田と水島と、我らと近しい関係にあるTさん。メンバーの熊脇はいない。おおかた忙しいのだろう。望むところだ。前年は確か、寒い車内でケーキを食べさせられたのだが、今年もそうなのか……とキョロキョロしていると、車は動き出した。どうやら、どこか向かう予定があるらしい。カーナビがあるにも関わらず道を見失う山田の運転に揺られる事、1時間。着いた先は、まだ夜明け前の、築地。これは流石に驚いた。まさか、目的地が築地だったとは。「クソ寒い中、夜明けのスカイツリーかなんかを眺めて風邪を引く」イベントかと予想していたのだが、まさか朝から寿司を食べる事になろうとは。その寿司がどうであったか、これは、食通の水島に書いてもらったほうが良いかもしれない。食べるたびに笑いが止まらなかった、とだけ記しておこう。以上で、私の誕生日の前半が終わったわけである。後半は、まだ決まっていない。さて、どうしたものか。野間

  2011年12月20日

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• やってきて、おいていく

  ソニーの新商品、PSPの後継機にあたる「PS VITA」が発売されました。私の赤いPSPはどうなってしまうのか。新機種が出るたび、古機種が生まれるわけで、我が家にももれなく赤いPSPがその立場に置かれました。まぁ、まだVITAを持ってないけどね！しかし考えてみると、PSPの初期型が発売されたのが2004年とのことなので、8年間も携帯機として活躍していたわけだから、PSPは立派なゲーム機であったなあ、と感心するばかり。良いゲームも沢山あったし。特に印象に残っているのは、「428」 ※wiiやPS3でも出てるけど「勇者のくせになまいきだ」「ピクセルジャンク モンスターズ」オモシロかったなぁ。「勇なま」は下手糞すぎてちっともクリアできなかったけど。PS3のPSPストアからダウンロードでゲームを買えるシステムも、素晴らしいアイディアだった。「なんかゲームがしたいなー」と思うのはたいてい暇な夜中だし、そういう時にゲーム屋は空いてなかったりする。あと寒かったりめんどかったり、家から出たくなかったり。そんな時に「お、ここで買えるのか」と知ったときの、あの高揚感。……まあ、PCゲームはもっと前からそんな感じだったと思うけど。PCゲームの場合、スペックの事を考えなきゃいけないし、ベッドにねっころがリながら、っていう「ぐうたらゲーム」が出来ないのがね。来年、私の大好きなチュンソフトから、「9時間9人9つの扉」の続編(?)となる、「善人シボウデス」が発売されるらしいので、その時までにはどうにか手に入れておきたいものです。安くなってたり、初期不良めいたものが改善されてたりするといいなー。野間

  2011年12月16日

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• 遠方より来る

  いよいよもって近付いてきたクリスマスであるが、 如何せん、何の準備も出来ていない。 前々から「この日に行きますね」と予告をしているし、 毎年毎年、遅れずにやって来るのだから、全く殊勝なことではあるが、 しかし、こちらが全く歓迎していないことを、そろそろクリスマス側でも気づくべきである。 去年なんて、お茶の一杯も出さなかった。 一昨年も多分、玄関を締め切ったまま対応した覚えがある。 そうまでしているのに、凝りもせず今年もやって来るというのだから、厚顔無恥というか、なんというか。 分からんやつなのだ、クリスマスという奴は。 いつかは、理解しあい、共に楽しみたいとは思っているのだけれど、 今年はそのタイミングじゃない。 だから、クリスマスよ。 別に、わざわざ毎年来なくて良いんだぞ。寒いんだから。

  2011年12月12日

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• つづく

  ブラタモリがまた復活したので、毎週が待ち遠しい。相棒も放映されているので、毎週が待ち遠しい。久しぶりに、「つづく」を待つ。昔、私が幼稚園生くらいの頃、宇宙刑事シャイダーの番組最後で「つづく」と右下に表示されたのを見て、「このあとすぐ、またやるんだ！」と興奮した。それが来週に続くという意味だと思ってなかったのだ。親にその事を教えられ、酷くがっかりした。今、そんな心持ちだけれども、けれど、一週間は待てるようになった。大人になったのだ。一週間は、短い。野間

  2011年12月08日

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• ひびわれ

  江口寿史先生らによるツイッター上での漫画表現に関する一連の呟きを読んだ。肥溜めみたいな素人表現者の自分が読んでも、あれこれ考えさせられる。漫画好きだから尚更。読み側としては、背景は手書きでも手書きじゃなくても、その作品に適していて面白ければそれでいいし、実際、そんなに背景のことを注視して漫画を読み進めたことが無い。モチロンそれは「視界に入れてない」ワケじゃなく。ちなみに自分は、漫画の背景で「背景すごいな！」と一番感心したのは「よつばと！」です。そして、背景の隅々まで読んじゃうのは「ナニワ金融道」。なぜなら、エッチな単語を探してるから。あの名称の感性こそが偉大なのだと思う。野間

  2011年12月05日

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• 残り。

  12月。あと残り一ヶ月で今年が終わり。終わりよければ全てよし、とはよく言ったものだが、今月一月の結果如何によって「ああ、なんだかんだでいい年だったな」と都合よく思うことが出来るのだ。なるべくなら、そう思いたい。さて、何をすべきだろうか。野間

  2011年11月30日

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• 固定お菓子ブーム

  ちょいちょい「固定お菓子ブーム」がやってくる。固定お菓子ブームとは、ある特定のお菓子を好んで買い続ける、自分特有の流行だ。たとえば、ホンダから発売されている『二度焼きしょうゆ』あるいは、Tohatoから発売されている『ハーベスト バタートースト』昔には、菓道から発売されている『蒲焼さん太郎』なんてのもあった。それを、ここぞとばかりに買い溜めし、無くなったら買い足し、飽きるまで食べ続けるのである。まあ、特にお金の掛かる病気でもないので、問題が無いと言えば問題が無いのだけれど。そんな私の最近の流行は、『細長いせんべい的なやつに海苔を巻いたもの』家にあったそれを適当に食べたあと、袋を捨ててしまったので、品名が何だったかわからないのだけれど、これがもう、おいしくて止まらない。でもまあ、その商品は昔から至る所で見かけたし、味もそう差は無いと思われる。明日にでも、大人の力を見せ付けてやろうと思っているのである。野間

  2011年11月27日

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• 芝浜

  立川談志さんがお亡くなりに。結局一度も高座を見ることは出来なかったなあ。昔テレビ放送か何かで見た「芝浜」が今でも忘れられない。よそう。また夢になるといけねえ。私も自分を戒めねばな。

  2011年11月22日

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• 一文字

  先日の日記で水島が「今年の漢字一文字」について触れていたので、自分自身について考えてみた。……ううむ。「迷」という字が浮かぶ。しかしこれは、今のところ。あと一ヶ月ちょっとで、「迷」が「明」に変われば、いいのだけれど。「命」とかにはならないように、気をつけねば。野間

  2011年11月18日

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• 来るすます。

  ジングルベル、ジングルベルと鈴が鳴り出した。いつの頃からか、クリスマスを待ち遠しいと思うことは無くなって、忌々しい、とまではいかないものの、憂鬱な１日として存在するようになった。クリスマスは、何かを手にしている人の日であり、手にしたもの同士が、その素晴らしさを分かち合う日なのだ。私にサンタはもういない。誰かのサンタになるでもない。つまり、今のところ、クリスマスに用事はないので、今年もやってこないで、良いのだけれど。そのうちこちらから、クリスマスを迎えに行くから、ちょっと待っていた欲しい。野間

  2011年11月14日

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• できれば。

  やりたい事をやりたい。これが一番むずかしい。野間

  2011年11月10日

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• 損得

  半額セールだからと意気込んで、４本ＤＶＤをレンタルして、延滞した。嗚呼、やっちまった。いくら損したのか、計算する気はないです。ただただ、肩を落としている。野間

  2011年11月06日

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• 映画秘宝オトコノコまつり

  新宿ロフトプラスワンというライブハウスで行われた『映画秘宝オトコノコまつり』に行ってきた。生まれて初めて新宿ロフトプラスワンに行ったのだけれど、新宿コマ劇場跡の正面のビルの地下にあるライブハウスで、思ったよりも広いような、せまいような、なんともフクザツな広さの会場だった。ただまあ、そこから臭い立つ「アングラ臭」は物凄いもので、ここで毎日毎日立ち代りに様々なイベント事が催されていると言うのだから、まだまだ日本も衰えてないなあ、なんてよく分からないことを考えたり。さて、この『映画秘宝オトコノコまつり』一体何ぞや？　って感じだろうけれど、正直なところ自分も良く分かっておらず、敬愛する町山智浩さんがご出演されているから、勢いで予約してしまっただけだった。ローソンチケットのみでの取り扱いだったので、ロッピーと格闘し、やっとのことで発券、（実は前日にもロッピーと闘っており、番号がどれやら良く分からず敗戦している）チケットを受け取るためにレジに出すも、店員は「オトコノコまつり」の部分を読んで「なにやら怪しげなイベントなのでは……」といった感じの顔になっていた。ちょっと恥ずかしかった。「男とはなんぞや？」とは鎮守直廊の万針房番人である独眼鉄（男塾）の言葉だが、この『映画秘宝オトコノコまつり』は、その問いに答えるようなイベントだった。もっと分かりやすく言えば、「東映まんがまつり」の大人版みたいな感じ。出演されている面々が、それぞれ「これが男だろ！」って思う動画を会場で流し、それについて解説したりツッコミをいれたり。一番最初が「ロッキー3」のロッキーとアポロのトレーニングシーンだった時は、「なるほど、そっちの趣旨だったか」と笑い半分、焦り半分だったけれど、スタローン、シュワルツネッガー、ジャッキー、ブルース・リー、歴々の戦争映画等々、夜の歌舞伎町も平気で歩けるようになった大の大人が、一瞬にして「東映まんがまつり」を観に行っていたオトコノコ時代に戻れるような、そんな動画ばかり。「うおー！」「スゲー！」みたいな単語しか出てこないというか。男って馬鹿だな、なんて使い古された言葉に聞こえるけれど、やっぱり馬鹿なんだなあと改めて実感。例えばスパルタンＸでの、ジャッキーチェンとベニー・ユキーデの一戦。僕はあのシーンが子供の頃からメチャクチャ好きで、もう何度見たか分からない。サスペンダーをパチってやるあの仕草を真似してたりもしたくらい。それが今回のイベントで流れた瞬間、「ああ！　このシーンは男なら誰でも好きなんだな！」と妙な感慨に耽ってしまった。そんな中でも自分が感動を覚えたのは、町山智浩さんの動画のラインナップにあった、三沢光晴の「スパルタンX」とスタン・ハンセンの「サンライズ」のテーマが流れた瞬間。小学校高学年時代、僕はプロレスっ子であり、僕をプロレスっ子にしたのは全日本プロレス、三沢光晴、ジャンボ鶴田、そしてスタン・ハンセンだった。三沢に関してはコチラの日記を参照してもらうとして、スタン・ハンセン。おそらく日本で最も有名な外国人レスラーであり、説明は不要だと思うけれど、あの驚異的な強さの前に、次々にやられていく日本人レスラーを見て、悔しさを通り越して畏敬の念すら抱いていたと思う。あの左腕から繰り出されるウエスタンラリアット。あれが出るたび、テレビの前で「うわー」と叫んでいた幼少時代を思い出す。（余談だけれど、僕の中では小橋健太があのラリアットを継承したと思っている）。あのテーマソングが流れた瞬間、最近忘れがちになっていた「プロレス魂」が胸の中に戻ってきて、「チョップでやられたらエルボーで殴り返せ！」というレスラーの荒々しい魂が、ふつふつと湧き上がってきた。色々と上手くいかず、最近何かと塞ぎこんでいたけれど、今日のこの日を持って、クヨクヨするのはやめようと思う。「男なんだろ、クヨクヨするなよ」って、宇宙刑事ギャバンの主題歌でも歌われていたし。そんなワケで、この『映画秘宝オトコノコまつり』は、とても面白く、また大切なイベントだった。流石にポリスストーリーとブルース・リーはしばらくはいいかな、と思ったけれど。あと、てらさわホークさんの喋り方が個人的にツボだったので、忘れないためにもここに記しておく。野間

  2011年11月02日

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• 七転び

  まだ転んでる。また転んでる。またこんど。野間

  2011年10月29日

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• パーキングエリア

  すこし疲れました。ちょっと布団に沈み込んで、しばらく埋もれていたい気分。いずれ目を覚ますでしょう。野間

  2011年10月25日

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• 電人ザボーガー

  新宿バルト9にて、上映中の『電人ザボーガー』を観た。監督は井口昇さん。井口さんは『監督失格』を撮った平野勝之さんに師事していたらしい。（『監督失格』に関する感想はこちら）この電人ザボーガーは1975年、僕が生まれる5年前に放映されていた特撮ヒーロー番組で、それをリメイクした映画作品だそうだ。ところがこれが、子供向け映画ではなくて、大人向け、それも僕なんかよりもずっと年上、四十代や五十代に向けた映画だった！未見の方も多いと思うので詳しくは説明しないけれど、映画は前編、後編に分かれていて、前編は主に放映当時の電人ザボーガーを踏襲したもの、そして後編は、それから25年後の物語が綴られている。主役の大門豊も青年から中年の板尾創路さんに代わる。青年時代の大門豊は、どこか間が抜けていながらも、凛々しく、雄雄しく、格好が良いのだけれど、熟年期の大門豊は腰痛持ちで、糖尿病で、格好悪い。それはまあ、そういう設定だから良いのだけれど、演ずる板尾さんの演技がどうにも堂に入っておらず、なんだか前半の青年と地続きのキャラクターに見え辛かった。「もっとヒーローらしいキャスティングの方が良かったんじゃないか？　たとえばそう、ライダーマンだった唐沢寿明とか」例えば唐沢寿明ならば、格好を付けつつも間が抜けた愛らしい演技なんか、お手の物では無いか。そんな事を思いもしたのだけれど、物語の最後の最後、それこそエンドロールの一歩手前くらいで、僕はハッと気が付いた。なぜこの役が唐沢寿明や倉田てつを（仮面ライダーBLACK）ではなく、格好の付かない板尾創路なのか。それはもちろん、コメディ色を強める製作的な意味合いもあるのだろうけれど、何よりも、この主人公である大門豊は、劇場に見に来ている40代、50代のお父さんだからだ。『昔は破天荒なこともした。ロマンスもあった。だけれども、今はただの情けないおっさん』それが熟年期の大門豊でなければならなかったのだ。熟年期の大門豊は、土下座から始まる。己の信念の為に我を突き通した、過去の大門豊の姿はどこにも無い。大門豊が唐沢寿明であると、それはやっぱり「愛嬌のある格好良いヒーロー」なのだ。すなわち観客席に座っているお父さん達では無くなってしまう。映画の世界の人間になってしまう。もっと格好付かない、観客席と地続きの存在で無ければならなかった。だからこそ、唐沢寿明ではなく、板尾創路でなければならなかったのだ。そんな彼が、失った信念の為に、存在しなかった絆の為に立ち上がる。それは、観客席にいるお父さん達の代弁であり、エールである。大門豊は人生を賭して、死ぬまで戦うのだ。お父さん達だってそうだ。彼らの人生を死ぬまで戦わねばならない。下げたくない頭を下げ、家族からは爪弾きにされ、大切なものを失うこともあるだろう。熟年期の大門豊のように。けれど、それでも、立ち上がることで（あるいはニコニコと笑うことで）、人生を切り開いていく。それこそが、子供の頃僕らが夢中になったヒーロー、仮面ライダーであり、電人ザボーガーであり、大門豊であるのだ。この辛い現実社会でも、幾つになっても、僕らはヒーローになれるのだ。諦めさえしなければ。電人サボーガーは、僕らの、僕らのお父さんの映画だ！まだまだ絶賛上映中なので、是非劇場に観に行って欲しい。ギャグが過多に感じるところもあるけれど、それ以上の何かを得ることが出来るような気がする。ちなみに僕は『電人ザボーガー』のタイトルのあおりだけで、もうちょっと泣いてしまった。電人ザボーガーはちっともしらなかったけれど、そのタイトルまでの演出だけで、製作者側の特撮ヒーローに対する愛情がひししひと伝わってきたせいだと思う。あと、エンドロールの演出もニクい。電人ザボーガー世代だったら、号泣していただろうなぁ……。ありがとう、ザボーガー！野間

  2011年10月21日

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• 君といつか行った 映画がまた来る

  ようやっと映画視聴本数が150本を突破。ここにきてストン、と映画熱が冷めてしまい、「さて、レンタル中の映画をいつ観たものか……」と頭を悩ませている今日この頃。「映画を観たい」という気持ちが「映画をたくさん観なければ」に取って代わる、何と言うか……支離滅裂感と言うか。でも、重い腰を上げつつ（下げつつ？）観た映画はやっぱり楽しくのだけど。そんなこんなでロード・オブ・ザ・リングのシリーズを観返す。前にこれを観たのはレンタルが開始された時だと思うから、およそ10年ぶりだろうか。昔はストーリーや主だった登場人物の心情しか追ってなかった気がするけれど、10年後に観ても違和感を全く感じないCGに驚嘆するし、「指輪の魅力に負けた人たち」という負のイメージが強かった、主人公フロドの養父や人間のボロミアも、10年経ったからなのか、2度目だからなのか、多分その両方が作用してだろうけれど、彼らに強く感情移入し、「きさん、立派やないか……」と感動。指輪の魅力には負けたけれど、だからといって全てが情け無いわけじゃないし、そもそも人間なんてもっと情け無い生き物だよなあ。自分なんてもっと身近な欲求に負けまくりだぜ。フロドをぶん殴って指輪を我が物にしようとした瞬間、レゴラスに首の下あたりを射抜かれてるだろうなー。もちろん、シーンのつなぎ目に何があったのかが分からなかったりとか、色々気になる点はあるのだけど、あの頃は目を皿の様にして、何かしら矛盾点や問題点があったらここぞとばかりにこき下ろしていただろうけれど、『駄目な部分があろうとも、魅力のある良い点が勝っていたらそれで良いじゃないか』なんて気持ちになっていたりする。これが良い鑑賞スタイルなのかどうかは、ちょっとわからないけれど。映画を2度観る昔観た映画を改めて観る結構良いものかもしれないね。野間

  2011年10月17日

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• ゲーム

  PS3にてリメイクされた「ICO」と「ワンダと巨像」を先日クリアした。PS2時代に発売されていたソフトだから何を今更、と言った感じだけれど、これがもう、傑作で傑作で……。ジャンルとしてはアクションの種類に入るのだろうけれど、特筆すべきはその独特の世界観。たとえば「ICO」ならば、西洋風のお城でであった言葉の通じぬ女性と一緒に、正体の良く分からないモノから逃げるため、「ずっと手を繋いで」彼女を引っ張っていく、というだけの物語。その女性は力も弱く、放って置いたらすぐに連れ去られてしまう。だから主人公は必死に手をとって、彼女と共に逃げるのだ。「手を繋ぐ」という行為がどれほど尊く美しい行為なのか。このゲームを通じて、ひしひしと伝わってくる。「ワンダと巨像」は、ある女性を助けるため遠い地を訪れた少年が、神か悪魔か、天からの声にしたがって、この地に蠢く巨像を倒して回るストーリー。「最後の一撃は、せつない」と言うキャッチフレーズから伝わるように、巨像を倒す最後の一撃の瞬間、『本当に良いのだろうか』と自問自答してしまう。誰かを救うために、何かを犠牲にする。苦悩。苦悶。懊悩。たかがゲームから、色々なことを考えさせられる。うん。日本のゲームはまだ、終わっていない。次回作である『人喰いの大鷲トリコ』が楽しみで仕方ない。野間

  2011年10月13日

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• ガンダムＡＧＥ

  ガンダムＡＧＥという新作アニメが放映されました。ガンダム好きのワタクシといたしましては、動向が気になるところではありますが、１話を見たところだと、ガンダムというよりは、ライジンオーという印象の方が強めです。今後どうなっていくのでしょう。現在、ガンダムユニコーンとガンダムAGEという2本の流れがそれぞれのガンダム世界を作っていっているわけですな。1981年からはじまったガンダムシリーズが、30年近くたった今でもなお耐える事無く続いていると言うのは、凄い事です。初代から脈々と続いているお話もあれば、まったく無関係なお話もある。構想者の富野由悠季さんとは別の人間たちが、今もなお、新たな物語を作り続けているわけです。今回ならばガンダムユニコーンが初代から続く物語を汲む作品であり、新たに始まったガンダムＡＧＥはおそらく、無関係な別次元の作品という事になるのでしょうか。「ガンダム」というブランドが一人歩きしてしまい、「どうしてガンダムなのか？」「どうしてガンダムでなければならないのか？」という意味が薄れてしまっているようにも思われる昨今。二つの物語がどういう方向に進んでいくのか、注目していきたいと思います。因みに僕の好きな作品はＺガンダムとMSイグルー。好きなパイロットはヤザンとシーマ様。好きなモビルスーツはズゴックです。野間

  2011年10月09日

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• 映画備忘

  最近見た映画・SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム・フルメタルジャケット・トータルリコール・めまい・少林寺・薔薇の名前・40歳の童貞男近所のレンタル屋で「クーポン見せれば半額！」なるサービスを時々やっていて、ついつい借りすぎてしまう。今回は8本も借りてしまった。日がたつにつれて「見たい！」という情熱が「見なくちゃ……」という重圧に変わってしまう。情熱と重圧で思わず韻を踏んでしまう私は、『SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム』を見て愉しんだわけだけれども、中でもオススメなのが、『40歳の童貞男』たった今見終えたところなんだけども、これが面白かった！どんな話なのかと言えば、それはもう、題名の通り。もうちょっと説明すると、フィギュア集めが趣味の純な40歳男が、ひょんな事から職場の仲間に自分が童貞である事がバレてしまい、仲間から強引に「手ほどき」を受けつつ、藍を探していくと言うお話。題名とあらすじだけで敬遠してしまう人も多いと思うし、人を選ぶ映画だとは思うけれども。この映画を撮ったジャド・アパトーという監督は、こういった「ダメ男コメディ」を良く撮る監督らしく、以前も『寝取られ男のラブ♂バカンス』という映画を見て（こちらの方が後の作品だけど）大いに笑った記憶がある。さぞや屈折した人生を歩んでらっしゃるのだろう……と、同士という思い半分、あと哀れみ半分で調べてみたら、レスリー・マンという美人の映画女優と結婚して2児の娘までいた。僕の気持ちを裏切ったな！自分の感情はさておき、ただただ楽しい映画なので、気持ちが沈んだときとか、何をするでもなく暇なときなどに見るには最適な一本かと。ジャド・アパトー監督の作品は他にも面白そうなものが沢山あるので、チェックしていこうと思います。しかし、『めまい』や『薔薇の名前』を差し置いて紹介する映画なのか？いや……良いに違いない。『めまい』なんて見終わった後は溜め息しか出ないしね。かなり面白かったけど。野間

  2011年10月05日

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• 映画備忘

  毎度毎度レイトショーでお世話になっている「浦和ユナイテッドシネマ」に、『世界侵略：ロサンゼルス決戦』を観に行った。６月だか７月からこの映画の予告編が劇場で掛かっていて、「うおー、異星人襲来だ！　これは燃える！」などとひとり熱狂していた。ついでに『トランスフォーマー／ダークサイド・ムーン』の予告（巨大なイモムシみたいな機械がうねりながらビルを破壊していく予告）も一緒に流れていたものだから、「今秋は地球がどえらいことになるな！」と興奮しきりだった。そして観に行ったロサンゼルス決戦。これが、まあ、なんというか、簡単に言えば『インデペンデンス・デイ』だったと言うか。『インデペンデンス・デイ』と言えば、今から１６年前にローランド・エメリッヒ監督が映像化した地球侵略ものの映画で、当時のＣＧ技術を駆使した驚愕の映像と、鉄板に近いストーリー展開と、あからさまなアメリカ礼賛とで、当時高校生だった私はそれなりに興奮して観たものだ。頭はいいが鼻つまみ者である科学者役のジェフ・ゴールドブラムがかなり格好良くて、「いいぞいいぞ、オタクが世界を救うぞ！」と熱中した。思えば１６年前はオタク男子が認知されだし、世間に、いや、家の中にはびこりだした時機だ。アニメ、エヴァンゲリオンが地上波で放映されたのもこのくらいの年。漫画・アニメ好きのみならず、普段はそうしたものに触れない層までも巻き込む大ブームに発展した。私個人は、演劇部に所属し、かつ、アニメや漫画に耽溺している陰気な少年だったが、そうではない活発なクラスメイトがエヴァンゲリオンの話で盛り上がっていて、教室の机に伏せながらも、飛び交うそのアニメ話に耳をすまし、ニヤ付いていたものだ。さて、今回のこのロサンゼルス決戦。ストーリーのあらましは、誰もが想像するとおりのもの。異星人がやってきて、地球の各国の軍隊が抵抗するが、駄目ッ……！　けれど主人公のアメリカ軍が頑張るよ！『インデペンデンス・デイ』が湾岸戦争からの「アメリカ権威」の失墜を払拭するかのような作品であったのに対し、今回のこの『世界侵略：ロサンゼルス決戦』は、泥沼化させたイラク戦争によって落ち込んだアメリカ軍の威信回復を狙うかのようなタイミング。考えすぎかもしれないけれど、ある種のプロパガンダ映画なのかもしれないなー、などと思いながら観ていた。中盤の「見えない敵との交戦」シーンなどは、なんとなく民間人にまぎれたテロとの戦いを想起した。アメリカ海兵隊と侵略者による銃撃戦も象徴的で、『インデペンデンス・デイ』が主に空戦だったのに対し、こちらはほとんど地上戦だった。ハイテク戦争になるかと思われたイラク戦争が、結局のところはゲリラ戦に展開していってしまった事を象徴しているみたいだ。ただまあ、ソマリア内戦における対ゲリラ市街地戦を描いた映画『ブラック・ホーク・ダウン』の影響を受けているので、そちらを意識してのことなのかもしれない。そう言えば物語の冒頭、子供部屋にエヴァンゲリオンのフィギュアが置かれていたような気がしたけれど……、あれ？　これ『くまのプーさん』だっけな？　と、ごっちゃになってしまっている。くまのプーさんでも子供部屋に置かれた数々の人形の絵からのスタートだったはずだけど、いや、まさかクリストファー・ロビンの部屋にエヴァの人形は置いてないよね。多分。だから『世界侵略：ロサンゼルス決戦』で出てたことにしよう。そして、『インデペンデンス・デイ』を観ていたあの頃の自分と繋がりがあることにしよう。とまあ、ごちゃごちゃと足りない頭で『世界侵略：ロサンゼルス決戦』について書き連ねてみたけれど、要するに『インデペンデンス・デイ』が好きなら劇場に観に行ってもおおむね満足できるよ！　という事が言いたいのだ。なぜ「おおむね」なのかは、観てもらえれば分かると思われます。アバターなんかにも出てきた女兵士のヒャッハー振りも、アメリカの何かを象徴するものなのかも知れないなあ、と思いつつ、今日はこのへんでおしまい。野間

  2011年10月01日

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• くまのプーさん

  現在公開中の映画『くまのプーさん』を観に行った。これが……、面白いのなんの。「くまのプーさん」の存在はもちろん知っていたけれど、さて、ではどんな物語なのか、それについては全くと言っていいほど知らなかった。まさか、牧歌的なお話なんだろうとばかり思っていた『くまのプーさん』が、あれほどイカレた内容だとは……。どう変なのかは実際に見てもらわないと、上手く説明できないのだけれど、起こったある出来事を登場人物の全員が間違った解釈をして、誰も訂正せずそのまま突き進んでいく感じ。くまのプーさんをはじめ、登場するキャラクター全員がイイ感じにイカレていて、一見信頼の置けそうなフクロウのオウルやカンガルーの母親までもがやっぱりおかしくて、ひょっとしたら見ているこちら側こそがオカシイのか？　とクラクラしてしまうくらい。こんな身近な作品がここまでイカレていたとは。迂闊だった。思えば、ダンボや不思議の国のアリスとかもイカレてるシーンはあったしなあ。いやはや、ディズニー、侮りがたし。野間

  2011年09月27日

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• 映画備忘

  最近見た映画の備忘録・評決・フィクサー(2007)・夜の大捜査線感想は上から順に、・面白い・面白い・面白いまあつまり、最近は面白い映画ばっかり見てるわけです。中には「困ったなあ」ってのもありますが、基本的に面白いやつばっかり。世の中には良い映画がゴロゴロしてますね。今まで見てなかったのが勿体無いくらい。中でも『評決』の監督であるシドニー・ルメットの作品を好んで見てます。『その土曜日、7時58分』『狼たちの午後』今借りている『セルピコ』昔見た『十二人の怒れる男』。シドニー・ルメット監督は社会派の映画を撮る監督だそうで、その時代のアメリカ社会で、一般の人々のすぐ隣に潜んでいる闇を描いています。中でも『狼たちの午後』は野間的にも絶品で、シチュエーションコメディ的な要素をふんだんに含みつつ、しかし最後には深く考えさせられる作品で、今まで見た映画の中でもかなり上位に入り込んできてます。これから見る『セルピコ』も楽しみでなりませぬ。もちろん『フィクサー』も『夜の大走査線』も面白かったよ！『フィクサー』のジョージ・クルーニーは何となく『マイレージ・マイライフ』を思い出したけど、あっちとは間反対な印象だからかも。でもジョージ・クルーニーって「お金の無い男」はあんまり似合わない気がしちゃうね。羨ましいね。野間

  2011年09月23日

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• 地震台風、

  東京ゲームショウが終わりましたが、今回はどうだったんでしょうね。ゲーム好きとか自称しておきながら、TGS(東京ゲームショウ）には一度も参加した事がありません。なぜなら混雑が予想されるから……。情け無い理由です。いずれ見学してみたいとは思っておるのですが。携帯機の二台巨頭であるPS VITAとWiiUの挙動が気になるところです。据え置き機はしばらくそのままでいいと思いますが、Wiiのネットワーク周りは正直なところもうちょっと性能を上げて欲しいところ。携帯機といえば、最近グリーやモバゲーなどの台頭が目覚しいですが、やはり懐古厨の自分としては、ゲームはゲーム機でやりたいところなので、是非とも頑張ってください、各種メーカーの皆様！話変わって、台風が接近してますね。少し前までは「台風なんて、別に……」と思っていて、むしろちょっとしたお祭りごとのように考えていた節さえあったのですが、3.11からこちら、自然災害の猛威が取沙汰されるうちに、「やっぱり台風はこええな……」と思うようになりました。気をつけなければなりません。台風が一過するまで、家に閉じこもってゲームをやっているのが良策！今月から年末にかけてはゲームラッシュですし！VITAには凄く期待しております。ただし、周囲の動向には常に気を払うべし。……火事になるかもしれないので。（※過去、やかんに火をかけたままゲームに興じていて、あやうくアパートを火事にしかけた。黒い灰が天井から降ってきたときと、それが「灰」であることに気づいた恐怖。そして台所から上がる火を見た瞬間の驚きは今でも忘れない）人災にも重々気をつけないといけませんね。野間

  2011年09月20日

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• センター街

  渋谷、センター街のメーンストリートが「バスケットボールストリート」（バスケ通り）と命名されるらしい。何故にバスケなのか、今のところイマイチわからないけれど、どうやら「センター街」という響きが、マイナスイメージが強い事から改名するようだ。てっきり、CCレモンホールみたいにどこかが命名件を買い取ったのかと思ったのだけれど、違ったらしい。そういや、あそこも渋谷公会堂だったなあ。あまり名前にはこだわらない街なのかもしれない。たしかに渋谷のセンター街は、ちょっと尖った若者が集まっていそうなイメージがある。これが「バスケ通り」になったことで、集まってくる人たちも変わるのだろうか。バスケットマンたちが集まってくるのか。スラムダンクの湘北選手たちがぞろぞろと……あれ？　あんまり変わらないような。バスケット選手みたいな格好の人たちが集まってくるのか。レイカースとか、そんなロゴの入ったダボダボの……あれ？　そういう人たち、すでにいるよね。あ、まさか、センター街の「センター」がバスケットの守備位置である「センター」と掛かってるのか！？センターGUYは赤木剛憲のことか？そういや、赤木剛憲っぽい女の子を見かけたことがあるような……、……いや、違うか。違うな。センターだったら野球だっていいもんね。センターGUYが新庄剛志でもいいもんね。一時期の新庄みたいに真っ黒な女の子を見かけたことがあるけど。ともあれ、名前が変わることで何かが変わるのか、ちょっと見ものだったりもする。どうせならバスケゴールとか設置して、日本バスケ界を牽引してほしいなあ。野間

  2011年09月15日

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• 監督失格

  今日、初めての映画体験をした。六本木のTOHOシネマズで上映中の『監督失格』という映画を観に行った。АＶ監督の平野勝之が手がけた、2005年に急逝したАＶ女優 林由美香との約15年にわたる「関わり」を撮影したドキュメンタリー映画。監督の平野勝之と林由美香はいわゆる「不倫」の関係で、平野は妻がいるにもかかわらず、自身の企画のため、林由美香と二人きりで北海道へ自転車旅行に出かけ、『由美香』という映画を作製。平野は常に手持ちカメラを常備しており、事あるごとにカメラを回していて、映画「監督失格」は10年前に撮影されたその北海道旅行の行程を映しながら進行していく。林由美香という人はとても特殊な人だったらしく、映画評論家の町山智浩さんは彼女のことを「ミューズ」だったと言っていた。ミューズとはギリシャ・ローマ神話の芸術の女神を指し、また、表現者の創作意欲を刺激する女性をそう呼ぶのだとか。林由美香という人は、なるほど、劇中で見る限りでも、平野勝之やカンパニー松尾と言ったAV監督が彼女の虜となり、作品を作り上げている。200本を越す作品に出演している彼女の魅力は業界の枠を超え、様々な表現者に大きな影響を与えているらしい。観劇前にその情報を聞きつけていた自分は「さぞや立派な女性に違いあるまい！」と思っていたのだけれど、しかし、映画の中の林由美香は「ミューズ（女神）」という荘厳な名称とは裏腹に、怒り、泣き、酒に酔ってベロベロになり、恋人の行動に嫉妬する、実に人間らしい、愛らしい人だった。まあ、怒って嫉妬して酒に酔うのはある意味ギリシャ・ローマの神々っぽくもあるけど。方や、妻がいるにも拘らず不倫旅行に出かけるふしだらな男、平野勝之と言えば……、これまた、華奢で眼鏡で頼りの無さそうな、どうみても冴えない感じの男。そんな人間くさい二人の、北海道旅行からその後の関係を余すところ無く映し出した映画がこの『監督失格』という映画だ。私はこの映画を観ながら、たびたび笑った。人が誰かのことを好きになるというのは、こんなにも滑稽なことなんだなあ。人が生きていくというのは、こんなにも滑稽なものなんだなあ。愛する人にのめり込む、怒りっぽいくせにすぐ謝る駄目な男。人生を悟った風でいて、けれど泣き虫で、年下に翻弄されている女。絶望にうちひしがれる林由美香の母親の横で、お腹が減ったのか何なのか、無邪気にじゃれつく小さな犬。この廊下のシーンは、この映画を表すような、悲しく可笑しい、実に滑稽なシーンだった。やがて矢野顕子さんの「しあわせなバカタレ」という主題歌が流れる中、この映画は幕を閉じる。劇場が明るくなった瞬間、自分は初めての体験をした。急に背中が熱くなったと思ったら、体中から汗が噴出した。ボロボロと涙を流していて、いつのまにか溢れていた鼻水とあわさって、自分の顔がグチャグチャになっていることに気が付いた。確かに劇中で自分は何度か泣いていたし、やけに鼻水が出るなあとは思っていたのだけれど、よもやこんなに顔中がべっちゃべちゃになったことは今までに無い。普段はエンドロールが終わると同時に席を離れているのだけれど、この時ばかりはまったく立ち上がる気になれず、しばらく呆然としてしまった。明るい劇場で、劇場から出ようとしている幾人もの観客が「ギョ」っとした顔で自分を見ていたけれど、どうすることもできなかった。誰もいなくなってから、ようやく立ち上がって、すぐにトイレに駆け込み、顔を洗った。どうして私はこんな風になってしまったのか。頭を捻ってみてもイマイチ答えは出ないのだけれど、人間が生きるというのは実に滑稽で、そして悲しく、愛らしいことなんだというのが、私の中の何かに強く響いたのだと思う。この映画の為に書き下ろしたという矢野顕子さんの「しあわせなバカタレ」というフレーズが、いったい誰がバカタレ何だろう？　バカタレっていうのは何なんだろう？ぐるぐるっと頭の中で回って、結局「バカタレなの俺かな」という結論に落ち着かせた。自分を含めた人間が、愛すべき、しあわせなバカタレなのだ。映画を観たあとに歌を作るというと、『レスラー』の時のブルース・スプリングスティーンを思い出す。映画の中のランディもまた、幸せなバカタレだったなあ。この『監督失格』という映画は、現在は六本木ヒルズのTOHOシネマズのみの上映だけれど、10/1から全国拡大ロードショーされるそうで。絶対に、映画館で観た方が良い映画だと思う。家庭のテレビで観るようなものじゃ、たぶんないんじゃないかなあ。私の人生で、大切な映画の1本になった。次にまた観たいかと言われると……しばらくは観ることが出来そうもないかな。野間

  2011年09月12日

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• 

  風景

  ウチからそう遠くない場所にある鉄塔。民家のすぐ真横に立っている鉄塔で、鉄塔と民家とを隔てるものは何も無くて、まるで家の庭先に立っているみたいだった。そこに住んでいると思われる子供が鉄塔の結界内（四本足の内側）に入って遊んでいて、「うわ、鉄塔と暮らしてる！ リアル鋼田一豊大（ジョジョ）だ！」とか、「あの子供は近くで見守るお父さんを犠牲にしないと外には出れない」などと妄想しつつ、興奮したものだ。（※詳しくはジョジョの奇妙な冒険第四部を参照のこと）それが去年の1月のこと。それから1年と8ヵ月経ったある日、しばらくぶりにその鉄塔が見たくなって、散歩に出かけた。そうして目当ての鉄塔にたどり着き、「これこれ」とぼんやりと眺めていたら、ふと違和感。なんか家の感じが違う気がする。もっと、こう、素朴なイメージがあったんだけどなあ。首をかしげながら家に帰り、パソコンに保存されている鉄塔フォルダを開いてみたら、案の定、1年8ヵ月前は平屋だったのに、今は洋風二階建てになっていた。リフォームなのか、引っ越したのか。良く見れば、後ろの家も建て替えられているし、活動していたクレーンは無くなり、大きなビルが建っている。町並みはどんどん変わっていくものだ。こうして自分が写真に収めていたから、この景色が以前は違っていたことを自分は知っているけれど、きっと、至るところに『いつの間にか変わった風景』があるんだろう。かく言う自分も、「あれ、ここ前は何だったっけな？」と思うことが多い。思い出せないことばかり。そんなもんかなぁ、と半ば諦観しつつとぼとぼ歩いていたら、うわ、懐かしいガチャガチャ！煙の出るタバコだ！これモデルは前田大尊だよなー。絵のタッチももろに森田まさのり風だけど、ちょっと似てない所が味わい深かったなー。まだこのガチャガチャがあるのかー、と感無量。すると、別の場所で……うわ、またあった！なに？　これ流行ってるの？そういや「ろくでなしブルース」がドラマ化されるとかそんな話を聞いたけど、まさかその流れ！？そんな細い繋がりでこのガチャガチャが復活なの？無くなるものがあれば、復活するものもあるのだ。なかなか、捨てたものじゃないな。野間

  2011年09月07日

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• 寝て起きる

  寝て、起きると、物凄い汗を掻いている。寝汗ってやつ。昔はこんなに汗を掻かなかったと思うんだけど、ここ最近は、ほぼ毎日、Ｔシャツの汗がぐっしょりと湿っている不快感で目が覚める。・夏だからこれが一番安心する理由。今年は扇風機を導入したから、タイマー設定でクーラーを入れるようにはしていない。それも重なって汗を掻いているのだとしたら、まあ、普通な感じ。・妖怪『汗かかせ』のせい寝ている人のところに現れては、体中を嘗め回す妖怪。それが「汗」に似た不快感をもたらす。妖怪『枕返し』と対で現れる場合が多い。妖怪『垢舐め』とは兄弟。※注：『汗かかせ』は野間の創作であり、実在する妖怪ではありません。　　　尚、『枕返し』『垢舐め』は存在します。ほら、おまえの家のそば～ああこの妖怪のせいでも、まだいいかな。なにせ一番嫌なのは、・ストレスや体調不良のせいこれはやだ。そんな信号を体が発していると思ったら、「病は気から理論」に基づいて確実に具合が悪くなるのが自分の常だもの。それだったら妖怪が毎夜毎夜やって来てる方が断然良いよ！舐めやすいように全裸で待ち構えて、胸のとこに「ようこそ！」って書いて待つよ！夏が終わって涼しくなってからが勝負。夏か、妖怪か、それとも体調か。こうご期待！野間

  2011年09月02日

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• 

  フレンチの鉄人

  無性にフレンチトーストが食べたくなった。牛乳が好き、卵が好き、バターが好きな私にとって、フレンチトーストなる食べ物は「仮面ライダー大集合」的なお祭り食材なのである。食べたくなったのなら、作ればよろしいかろう、という安易な考えにより、早朝6時に起きだした私は、インターネットでレシピを確認。さっそく作ることにした。そして完成したのは、今しがたの事である。なんか……微妙に違う。似てるけどちょっと違う。フランスの国旗かなと思ったらロシアのだったくらいの差。ロシアントーストと言っても良い。味はと言えば……美味しくもなく、さりとて不味くもなく。『一流の料理店』で出されてたら、「ああ、これは、ほう、なるほど。こういう物が、ふむ。おいしい、ですねぇ」なんてゴニョゴニョ言って、最終的には「美味しかったと思います」とシェフに挨拶する程度の、つまりはなんとも言えないやつ。やはり、フランス料理は修業が必要だな。……フランス料理じゃねーのかな。あ、となりの飲み物はミロです。これは失敗のしようがなくて、なおかつ美味しいと言うスグレモノ。オススメです。野間

  2011年08月31日

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• SFC

  スーパーファミコンが誕生20周年だそうで。あれ？　そんなもの？と思った。もっと長い歴史があったような気がするのは、多分、ずっとスーパーファミコンと隣にいたからなんだろうなぁ……。なんて感慨深げに言ってみたけど、要するに「ずっとゲームしてたぜ！　勉強もせずに！　外でも遊ばずに！」と言っているようなもの。嗚呼。それに伴いINGという海外のゲームサイトが、『スーパーファミコン TOP 100』なんてランキングを作ったとか。上位5位までをざっと挙げると、１位　 ゼルダの伝説 神々のトライフォース２位　 クロノトリガー３位　 スーパーメトロイド４位　 ファイナルファンタジーVI５位　 スーパーマリオワールド……なるほど。名作ばかり。しかも全てのゲームがスーパーファミコン黎明期に発売されたもの。「新しければ良ゲー」って事は全く無いんだなあ。個人的に大好きなロマサガシリーズや平成新鬼ヶ島、日本人大好きなマザー2なんかが外れてるのは、海外との好みとはちょっと違うから、なのかな。実は、まだまだやった事の無い名作がゴロゴロしていて、こんな年齢になりながらも、それらを遊びたくて仕方が無かったりする。スーファミ、買おうかなぁ。野間

  2011年08月27日

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• 新旧。

  スタートレックのアイリーアは長門だと思いました。そんなこんなで、間もなく上半期。いつの間にやら「映画沢山見る計画」も100本を越していて、世の中にはまだまだ面白い映画が山ほどあるんだなあ、と驚嘆。昔の映画なんかは、現在の「画面から飛び出しちゃう超技術」に比べると、やっぱりどうしても見劣りしてしまいますが、けれど、それを補って余りあるストーリーの重厚さ、斬新さ、テーマ性、云々。面白いものです。ところでやたらと「3D」が持てはやされてまして、映画もテレビもゲームも3D方向に向かって進んでます。「えっ、21世紀なのにメガネするの？」「キャプテンEO？」なんて思いもしましたが、「トランスフォーマー／ダークサイド・ムーン」をアイマックス3Dで観た時、童心に返るような興奮を味わえたので、新技術も侮れないなあと思うわけです。でもメガネonメガネはきついよ！もうちょっと何とかならないものでしょうかね。ともあれ、これからも良い映画を沢山観て、心を動かしていきたいものです。野間

  2011年08月23日

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• 甲子園

  間もなく甲子園決勝戦。自分には何ら関係の無い土地にある、これからも関係無いと思われる高校の、一生出会うことが無いかもしれない高校球児たちが戦う姿を見る。そんな何も知らない彼らを尊敬するわけである。とにかくお互いにとって良い試合になればいいなあと、あからさまに第三者的な事を思いながら、試合を見守ろう。野間

  2011年08月18日

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• 一歩も進まず二歩下がる。

  ２０代の頃はほとんど食べなかったように思うアイスを、最近は毎日の様に食べている。もちろん、子供の頃は引っ切り無しに食べていた。３０にして立つ、なんてどこかの子が言っていた気がするが、これはどういう事だろう。３０にして、また座ってしまったのだろうか。秋あたりに、箱一杯のみかんを食べたくなって、おまけに手のひらや足の裏なんかを黄色くするようになったら、もう完全に退行している証だ。わがままだったり、些細な事で泣き出すようになっても、それは大人っぽい形をしたただの子供なんで、あんまり怒らないでやって下さい。キン肉マン消しゴムとか与えておけば、一人で静かに遊んでると思うんで。野間

  2011年08月14日

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• 

  夏

  日本サッカー、勝ちましたね。実に気持ちの良い勝利でした。代表戦は手放しで自国を応援できるので、見ているこちら側としても、分かりやすくていいです。そうもいかないのが甲子園。高校野球は一回戦が終わり、二回戦が始まっています。わが埼玉代表の花咲徳栄高校は一回戦で智弁和歌山高校に敗れてしまったので、取り立てて応援する高校がなくなってしまいましたが、こうなってくるとどこにでも感情移入してしまうのが大変なところ。特に自分は「負けている側」に過多に思いを寄せてしまうらしく、なので高校野球を見ていると、試合が終了しても華やかな気分になれたためしはあんまりありません。じゃあ見なきゃ良いって話なんですけど、あだち充の野球漫画を抱いて育った自分としては、ついつい見てしまうわけで。勝っても負けても、それを糧として、この先の彼らの人生において良い方向に生かせればいいなあ、なんて、親めいた事を考えるようになったもんです。夏ですねえ。野間

  2011年08月10日

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• みたりみなかったり。

  「一ヶ月最低10本は映画を観る計画」なるものをささやかな今年の目標としておるのですが、八月を少し回った時点で合計視聴数が92本。良い感じです。モチロン映画館だけではなくDVDレンタルも含んでおります。地上波は数えず。世の中には多くの映画があるもんだなーとレンタル屋に行くたびに痛感。そして、もうちょっと安くならんもんかと……。一本だいたい360円だとしても、10本で3600円。塵も積もればなんとやらですが、360円は決して塵ではないので、もう山は山でも超高い、もはやカラコルムのゴッドウィンオースティン級。財布は大阪の天保山くらいペッタンコ。しかし、観たいから借りたはずなのに、どうして人は延滞してしまうんでしょうね。先日水島は相当数延滞したと記していましたし、山田なんかは「借りた一本を観ずに返した」と言ってました。自分も時折やりますが、なんかもう、ただレンタル屋にお金をあげた感じですね。しかもなぜか「DVDを預かるミッション」をこなしつつ。借りたら満足。勝ったら満足。人の欲求っていうのは、浅いんだか深いんだか、良く分かりません。ともあれ、明日辺りは映画館にでも赴こうかな、と考えたり。映画館なら延滞もないし、「チケット買っただけで満足」もありませんからね。その分支払う金銭も、エンジェルフォールくらいの差がありますけどね。ああ、財布の底が見える。この透明度はバイカル湖も真っ青。色んな意味で。野間

  2011年08月06日

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• 

  超玉

  スーパーボールが落ちていたので、拾った。昔、なんとかバケーションとか、なんとかジェネレーションだか言うドラマで、スーパーボールを落っことすと同じ高さに跳ね返ってくるとか言っていた気がするけど、そんな事は全然無くて、このスーパーボールだとだいたい70％減。30％こちらから力を足してやって、ようやく同じ高さで返ってくる。地面に叩きつけながら家路を辿る。懐かしい。昔はたかだか路傍の小石一つを蹴っ飛ばしながら、たとえばサッカーの試合に見立ててみたり、「小石を上手な位置に蹴るというスポーツ」を設立し、さまざまな必殺シュートを考えたりしながら帰ってきたもんだ。小石一つでそこまで広がるのだから、もしあの頃、帰り道の自分にスーパーボールを与えていたら、剣と魔法のファンタジーだとかスペースオペラだとか、とんでもない物語を想像していたのではなかろうか。反対に、スーパーボールという物質にとらわれすぎて、何にも考えられなかったかもしれないけど。そして、力加減を間違えて、どっかの塀の中に入っちゃって、そのまま永久に失っていたかもしれないけど。そう考えると、この道端にころんと転がっていたスーパーボールは、どこかの誰か、あの頃の自分みたいに一人で家路を辿っていた少年が、何かの物語を考えながら帰っていて、そして、どこかにやっちゃったヤツなのかもなあ。結局、スーパーボールはそのまま家に持って帰った。水道の水でキレイにする。ピカピカとまではいかないが、なかなか鮮やかで、よろしい。ひとしきり遊んだら、どこかの道端に転がしておこう。誰かがそこからとんでもない物語を想像して、世界を席捲するやもしれないし。そうでなくても、誰かの帰り道の間が、少しでも埋まれば良いんじゃないかな。野間

  2011年08月02日

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• 銀河漂流バイファム

  アニメーター、アニメ監督である芦田豊雄さんが、先日の23日にお亡くなりになったそうです。芦田豊雄さんと言えばミンキーモモや魔神英雄伝ワタルのキャラクターデザイン、宇宙戦艦ヤマトの作画監督として有名ですが、僕にとっては「銀河漂流バイファムのキャラクターデザインの人」でした。銀河漂流バイファムとは、ガンダムで有名な富野由悠季さんが原作の、1983年に放映されていたSFロボットアニメで、異星人の襲来から逃げ延びた子供たちが、必死に宇宙船やロボットを操縦、捕虜として連れ去られた両親を捜すために広大な宇宙を旅していく物語です。登場する子供たちの年齢が上は15歳、下はなんと4歳という恐ろしい構成。そんな子供たちだけで（大人も多少は登場しますが）、練習艦とは言え、大型の宇宙船を操縦し、あまつさえ、ラウンドバーニアンというロボットに乗り込み、異星人と交戦します。このテレビアニメが放映されていた時、僕は4歳（マルコやルチーナと同じ）だったので、当然リアルタイムで見ていたわけではありません。僕がこのアニメに触れたのはテレビ埼玉にて。当時14歳、中学二年生だったと思います。その頃のテレビ埼玉は僕に言わせれば「神番組」ばかりで、宇宙戦艦ヤマトは１から３まで全て放映されてましたし、機動戦士ガンダムは初代、Z、ZZ、Vと放映、その他にもダイターン3やゴーショーグン、トライダーG7、果てはザンボット3なんかも放映し、僕の心にトラウマを植えつけたりしてました。現在は「テレ玉」なんて可愛い名称で呼ばれておりますが、先日チラと番表を見てみると「ターンエー」と表記されていて、その「SFロボットアニメ魂」は衰えていないものと思われます。素晴らしいですね。テレビ埼玉にはいつかお礼を言いたいものです。さて、14歳と言えば、登場人物であるロディやバーツ、クレアと同い年。しかもロディやバーツは年長組みであるので率先して前線に出て、クレアは年上の女性という事で、4歳児を含めた全員の母親代わりをせねばなりません。自分と差して年齢の変わらない彼らが、子供だけでの逃避行、及び異性人との戦闘を行い、異星人との人種問題に悩み、そして、それを乗り越えようとしていく姿を目の当たりにした僕は、彼らと同じように大きく心を動かし、共に歩んでいる気になったものです。毎日欠かさず録画ボタンを押し、中学校が終わったら真っ先に帰宅、録画したビデオテープをデッキに入れ、毎日夢中に彼らの冒険を眺めていました。それ以来、僕の心の中には常に「銀河漂流バイファム」があり、芦田先生の描いた様々なキャラクターたちが生き続けています。芦田先生の訃報を聞いたとき僕の目の前に真っ先に浮かんだのは、バイファムの魅力的なキャラクターたち。そして、当時アニメに夢中になっていた、中学生時代の自分の姿。彼らのおかげで今の自分がいるといっても全く過言ではなく、ひいては、芦田先生のおかげで自分は31年間生きてこれたわけです。芦田先生、本当にありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。野間大資

  2011年07月30日

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