2005/08/03(水)13:39
●画像●遊びについて
魚釣りをやったことがないので
つりのどこが面白いのかわからなかった。
やっている人に「何が面白いの?」
と失礼なことを聞いたことがある。
その人はこう答えた。
「たぶん 人間には獲物をとって食べるという基本的な欲求があり、
それが満足されるからきっと面白いんだと思う」
う~~~ん。なんとなくわかるような気がする!
これって無意識のうちに「もし~がなかったら」という
遊びにもなるのではないかと思う。
たとえば魚屋に行けば魚はいっぱい売ってるけど、
もし魚屋がなくて今晩のおかずを海や川で釣れたなら、
家族に食べさせ尊敬され、それはそれは誇らしいことだろう。
家庭菜園だって、スーパーに行けば野菜は安く売ってるけど、
もしスーパーがなかったら自分で作った野菜は
もっともっと家族に喜ばれ味も格別だろう。
つりが趣味の人に失礼なことを聞いておきながら、
薪割に関しても同じような楽しさがあると思った。
冬の暖房だってなにも苦労して
大汗をかいて夏の暑い日に薪割りをしなくても、
スイッチひとつでファンヒーターが動き出す。
でもそれじゃあ面白くないのだ。
この丸太1本運ぶと2日間暖かく過ごせる。
2本だと4日間、なんてばかなことを考えながら
泥だらけになり丸太を運ぶ。
そしてビールがうまいこと、お風呂が気持ちいいこと!
「もし~がなかったら遊び」は
人間本来の元気を取り戻せる遊びだと思う。