富士の麓便り

2005/09/09(金)17:38

●画像●キャンピングベッド

週末山暮らし(67)

我が家の20年選手のキャンピングベッド ベトナム戦争の時に使われていた米軍のベッドだそう。 今ではたくさんのキャンプ用品が売られているが まだキャンピングベッドなんて日本で売ってないころ つれあいが米軍の放出品のお店で手に入れた。 つれあいが言うには 日本でいうところの8人用テントに このベッドが2台ピッタリと収まったのには 生活レベルの差を見せつけられたのだそう。 「日本では8人用なのに向こうでは2人用なんだぜ」 話はちがうが 山を登っていた私はどちらかというと 道具を最小限に押さえる「移動型キャンプ」 それに対しつれあいは生活の場を移す「滞在型キャンプ」。 つれあいのヘビーな装備にはじめは違和感を感じたが すぐにその快適さにぞっこんになった。 そのもっともたる物がキャンピングベッドだろう。 この山荘を買うまでベッドは車に常設され  週末のねぐらになっていた。 父の最期には病室に持ち込まれ 見守る者達がかわるがわるこの上で仮眠をとった。 もちろんキャンプではタープの下に置かれ 親戚や友人の子ども達が眠りこけよだれをたらし たくさんの人が高いびきをかき、 宴会の時は皆さんのイスになった。 普段の生活でもデッキに出してごろ寝をしたり 本を読んだり座布団を干すのに使っている。

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