Der ehrliche Pfeil - Spur einer Reise

2004/09/21(火)04:12

日本を見つめる

欧州かぶれ生活(37)

里帰り兼お仕事を兼ねての日本上陸まであと一週間弱。 頭は当然ジャパン・モード。 楽しみでしょうがないのだが、一方でむらむらとしょうもない心配もするんだな。 まず、日本の天気はいかほどか・・・? こちらドイツはめっきり秋模様、天気予報でも「秋に入りました。(キッパリ)」などとほざいておる。・・・→ということは、快晴よ半年ばかりサヨウナラってことなのだから嫌でもブルゥだ。 こんなときばかり天気予報っちゅうもんはあたるのよね。 見事に曇り曇り、雨、曇り、で空がどーんと重くなってきた。 。。。そんな感じだから、今日母と電話していたときに 「やっぱりジャケット何着かいるよな。朝夕相当冷え込むもんね」 との私の発言に、母上ひとこと 「ハァ?」 「こっちはまだ30度くらいあるのよね!まだノースリーブ着てる人だっているのよ!」 だってさ。挙句の果てに 「アンタここ何年かそっちの夏しかすごしてないから日本の夏を忘れたんじゃないの!」 とまでいわれた。 確かに日本の夏なんてここ4年ほど忘れていたし、どうも感覚が鈍っていたようで。。。そういえば9月終わりはまだ残暑で制服だって衣替えは10月から、衣替えしたってその後の体育祭練習では汗ダラダラとかだったのう。 とにかくこの一件で私のワードローブ計画も丸つぶれ。 なんせ日本のヤングガールズはおっしゃれ~だからね! 毎年帰省で日本の空港に降り立つたびに、自分の妙にサッパリとした更にフライト仕様の服装と見比べては悪いことでもしたような気になるので、妙に気合を入れて日本に持って帰る服を吟味するのだけど(そんな自分ちょっと悲しい)ここ数年夏の日本にいないなんていう状況じゃぁ完全にアウトだ。ちょっと“コじゃれた”服だって4年前の代物。 日本人でない振りして入国するしかない・・・・っ はっきり言ってこっちにいれば120%どうでもいいこんな悩み。 余計に日本に帰るのね、という気がしてくる。 そんな無駄な心配をするわけであるから、なんだか急に帰るのがすっごく面倒くさくなったりするんだけど、日本のあの残暑の残る「もんわり」とした、それでいて何かさわやかな感じの空気をふと想像したら急にそれが懐かしくなってきた。 秋の味覚よ、待ってておくれ!(結局最後は食い意地)

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