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カテゴリ:欧州かぶれ生活
ジャジャジャーン。
免許取得物語イン独逸。 今日はなんと初めての路上実習であった~~。パフパフ。 まさか生まれて初めて運転席に座るのがドイツでとは・・・・人生ワカラン。 ともかく、少々ドキドキしながら先生との待ち合わせ場所へ。 前も書いたけど、こちらの教習所は運転実習イキナリ公道。ということで、先生との待ち合わせもそこら辺のテキトーな駐車場。 私がチャリで到着したときには、先生すでにどっかんと助手席に座って待っておられた。 まさか、まさか、話には聞いていたけれど、本当にいきなりここから公道走らされるんですかいな?!と動揺して 「わたし、運転席に乗るんですかね?」 と間抜けな質問をかましてしまうが、先生様当然というようにうなづく。ぎょっっ。 しつこいようだが、今日というこの日に生まれて初めて運転席にすわり、どこがアクセルでどこがブレーキかも理解していない私にどうせえと言うのだろうか・・・・ と考え込んでしまったソバから先生が私に 「えーーっと、今までに運転、したことある?」 とか聞くのだ。 したことないから教習所来てますのんや、アンターー! と心の中だけで思いっきりつっこみつつ、にっこりと 「い い え 。」 と返す私。 重ねて「無理な注文は、出すな出すな出すなコノヤローー!」と念じた甲斐あって、今日はハンドル操作とウィンカーだけ私がやって、あとは先生が隣で操作してくれるということになった。 一瞬ホッとしたのもつかの間、マシンガンのように車の設備を説明しだす先生。 言ってることはとっても分かりやすいのだが、あんたコテコテの方言ですがな。 こっちがワイパー、ライト、云々かんぬん・・・(本当にここから入らないと分からないくらい車に無知なわし)ですでに耳とか鼻から今聞いた事柄がポロポロ落ちてきそうな感じだったのだけど、いやいや本番はここからですってば。 ついにこの瞬間、私やまんも公道デビュゥ。 しかし、ハンドル操作だけとはいえ難しいもんですわ。 やっぱり自分に運転は向いてないのかと一瞬へこんだのだが、最初はそんなもんらしい。 ぶっ続け1時間半、あまり車の走っていない住宅地だとか郊外の道を走ったんだけど、カーブや十字路の右折、左折はもちろんまっすぐ走るのも一苦労。 どうも私、右側の距離感がまだうまくつかめずに、左に寄ってしまうという癖があるらしく、 そしてそれはここではとんでもなく致命傷になるはずで・・・・ なんでってアナタ、ここ独逸は左ハンドル右側走行。→左に寄ってしまうと対向車全てと激突? ぎょー。 先生もこんな奴と一緒に成仏なんて死んでも死に切れないだろうに、根気強く見事な足さばきで快調にレッスンつけてくれて、しかも軽妙なトークで私をリラックスさせてくれるというサービスの合間にまたしても対向車線にじりじり寄ってゆく私のハンドル修正・・・・ お見事っ。(仕事だから当たり前かね) 最初こそガチガチに固まってしまったけど(小心者です)、1時間過ぎた頃からだんだん慣れてきた。 上出来とは言えなかっただろうが、まあ1回目としては許容範囲だろう。 いやー、それにしても車って速いのね! 普段チャリでえっちらおっちら通う通学路も、一瞬にしてビューンと通過よ、通過。 そんで、あっという間に隣の集落だよ。 こうやって行動範囲が広がってゆくのはなかなか気持ちいいぞー。 あさって、2回目の運転ではナント早くも自分でアクセル、ブレーキ踏まされるらしい。 思わず先生に 「本当にそれやらないと駄目なんでしょーか・・・ちゅうか、私それできますかね?」 とまた野暮な質問をしてしまったぜ。 先生、自信満々に「ダイジョーブッ」とうなづいていたけど、間違いなく全ての生徒にああ言ってるに違いあるまい・・・・ とりあえず、1歩前進だー!! 白熱と緊張のステップはまだまだ続く! |