Der ehrliche Pfeil - Spur einer Reise

2006/05/15(月)20:22

染み入るひとこと/SAYURI

観る、聴く、読む毎日(36)

うちの父親ほどの年齢で、私のことも娘のように可愛がってくれる在独20年以上にもなるアメリカ人の友人のひとこと。 " Das Gl?ck kannst Du nicht von jemandem anders bekommen. Das Gl?ck ist nur in Dir, das kannst Du nur in sich finden. " 幸せは他の人から与えてもらうのではなく、自分の中にしかないんだよ。幸せは自分で自分の中に見つけるもの。 ふぁぁぁぁ~~~・・・・・ 彼が言うと、重い。重いよ~~。 そんなことをサラッと言ってしまうなんて、どんな人生送ってきたんだろう。 でも、確かに誰かに幸せにしてもらおうと思ってるうちは、本当に満たされることはないのかもしれないなぁ。 ******* SAYURI(原題:The Memoirs of Geisha) を観たぞ~。 アメリカ人が描くとああなるのかしら。なんやらえらい官能的だね~。 監督は、私が大好きな映画「CHICAGO」と同じ人らしい。 私は外国にガイジンとして暮らしているからそう思うのかもしれないけど、異国の文化を理解するなんて事はすっごく難しいことで、その場で生まれて、そこで取れる肉や野菜を食べて、そこの言葉を赤ん坊の時から聞いて喋ってしてないと到底分からないブラックホールみたいなもんだと思う。 そこに暮らす人だって、文化を文化だと思って生きていないのだろうし。 人間がただそこにいること、それがそもそも文化なんだろうし。 SAYURIをみて、極東の娼婦とはこうあって欲しい~!みたいな作り手のロマンが見えた気がした。 オトコのロマンだろ、それ。 それにしても渡辺謙、大活躍ねぇ。 桃井かおりが英語しゃべってても「モモイ節」で笑えた。というか、うちのバイト先のオーナー(韓国人)の生き写し!!!あのふてぶてしさ・・・・・・ オーナー見るたび心の中で爆笑しております。

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