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カテゴリ:ホンダS800C メンテ
今までS800C、TZR共々過去の出来事(回顧録)しか書いてませんでしたが、今日は本日のメンテを少々・・・。
最近、Sのアイドリングが不安定だった。エンストするほどではなかったし、吹け上がり具合に問題はない(秋めいてきたからか、むしろ良いくらい!^^)ので目を瞑っていた・・。 ところが昨日、いつものようにエンジンをかけるといよいよ調子がおかしくなってきた。エンストするし、ちょっとスロットルを開けたくらいのところまで明らかにバラついている。 半年ほど前にもこのような症状があったので、キャブを外してみたら、1・2と3・4気筒間の同調がずれていた事があり、調整したらバッチリ直ったのだが・・。{※1と2間、3と4間の調整機能は本来ない。} 「そんなに度々ずれるものかな?」 そして今回気づいたのは、パイロットスクリュー(以下、PS)を回してみると、2気筒目のみがいっぱいに締め込んだ状態の時だけアイドリングする(回転が安定する)という事。・・・ということは2気筒目は本来のPS戻し数から外れてきている訳で、しっかり仕事をしていないコトになる。 念のため、プラグを外して確認してみるとやはり2気筒目は真っ黒だった。 「2気筒目のエア通路のどこかが詰まっているな・・!?」 そう予想して、キャブを丸ごと外そうと一旦は思ったが・・、ふと目に止まったのがキャブのバキュームピストンカバー。 「そういえば、バキュームピストンの下にエアジェット(以下、AJ・プライマリーAJかな?)が1つあったような・・。」 とりあえず、確認の意味もあって全気筒のカバーを外し、バキュームピストンを取り除きAJ取付箇所を確認する・・。 ビンゴ! まさしく2気筒目のAJが詰まっていた。詰まっていたモノはピストン下でダンパー(?)の役割を果たしていると思われるサークル状のパッキン、それが全気筒かなり劣化していてボケボケ状態だった。 詰まりモノを取り除いたコトによって症状は完治、2気筒目のPS戻し数も元の値にだいたい戻った。 めでたしメデタシだけど、劣化したダンパーパッキンどうしよう? こんなショートパーツまだあるんだろうか・・・? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年09月11日 02時09分30秒
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