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カテゴリ:今日の出来事(日記)
※ ゴメンなさいね~っ・・・、今回もまた『某青年部・作業ネタ』でございます。 だってぇ、『クルマ&バイク』ネタないんですモノ・・・ コレ(↑・タイトルの通り)に掛かりっきりとも云えるのですが・・・苦笑 12月10日(水)、平日・・・ もう週末の天気がイイだの悪いだのなんて言っていられないよぉっ! ・・・っつうコトで、「週間天気予報」と毎日にらめっこして平日にも決行するコトにした。 で、10日(水)、当地ではいわゆる『節季』(←集金&支払日)なんですが、ナニか? 当青年部会員も自営業&職人の集まりなモンだから、ナンやカンやと忙しい日のハズ(=支払の工面)なので、人手が集まるかどうかと心配していたのだが、結果的には10数人も集まってくれたのでナンとかイケそうだ・・・(ホッ) で、2班に別れて2基ずつ作業するコトにした。 上の画像では、もう塗装に入っているが、その前に下地作りとしてサンドペーパーで『前研ぎ』を木製部全体にちゃんと掛けている。ええ、もちろん『手研ぎ』です・・・(^-^;) コレを行わないとせっかくの塗装も塗料と生地(きじ・木製)との密着が悪く、剥げやすいモノとなってしまうからだ。 で、上の画像で、スプレーガンで赤く吹き付けている作業が、いわゆる『下塗り』行程。 『ストップウッドシーラ』と呼ばれる2液性のウレタン系塗料で、塗料の粒子が粗く厚塗りが可能、コレを何度も吹き付けるコトによって、後で吹き付ける上塗り『本漆(うるし)』の生地への吸い込みを抑える役割(=目止め)を持つ。『シーラ』は本来、透明な塗料なのだが、本塗りに使用する『うるしの朱色』の発色を良くするためにあらかじめ『赤色』の顔料を混ぜて塗装している。 オレンジの服を着ている子が、当青年部・吹き付け塗装専門職人の一人、T中T雄くん。 『ガンさばき』がカッコいいぜっ♪ で、屋根の上にもう一人いるのは、『塗料カップ持ち』役という案外(?)重要な役割。スプレーガンを持つヒトと塗料カップとの位置関係には、ある程度の「高低差」を保たさなければならない、そうしないと塗料が安定した吐出を維持できないからだ。 そういうワケで、決して彼は屋根に上って遊んでいるワケではないのである。 ちなみに彼の名は、T田T志くん。伝統工芸・沈金師であり、若くして『日展入賞作家』となった凄いヤツでもある・・・普段その片鱗を微塵も垣間見せるコトはないが・・・(笑) で、『シーラ』を何度も吹きまくってこの日は終了~ ・・・とはいえ、塗り上げた看板部を夜露や降雨にさらしておくワケにはいかず、ビニールシートを再び掛ける(全部で4基)のに夜の7時まで作業は続いた・・・orzオーッサミ~ィ!!! 12月13日(土) う~ん、土曜は朝からホント良い天気でしたねっ♪ こういう日はバイクかエスで・・・って、ドッチもねぇーや・・・(苦笑) ・・・仕方がない(?)ので、本日も『看板の化粧直し』作業開始っ! いよいよ『大詰め』っすよね~っ おーっ!この日も結構に青年部会員の皆さん、集まってくれましたね♪・・・コレもボクの普段のオコナイがゴニョゴニョゴニョ・・・(笑・ウソ) 先日(10日)に塗った『シーラ』の上から、いよいよ上塗り(本塗り)として『漆(うるし)・本朱』を塗るワケだが、コレまた事前に『中研ぎ』という作業(上の画像はその作業をしているトコ。)が不可欠である、理由は同上。 ↑うるし塗師(ぬし)職人・N野T昭くんによる、『本うるし』をスプレーガンで吹き付けるためにトルエンシンナーで希釈している作業風景。↑ で、ここからなのである・・・会員のみんなが恐れをなして尻込みしてしまうのは。 「誰か『漆吹き付け』の役割をカッて出るヤツはいないか?」 の問いかけに、首を縦に振るヤツなんか誰もいやしない・・・ カブれて痒くなる可能性大だからである。 従来の塗師職人でさえ嫌がるのは、吹き付け作業時に飛散噴霧した『漆』をまともに浴びるのはさすがにみんなイヤ(=怖い)なのである・・・ ↑コレが『MR(エムアール)漆』というシロモノ。従来の『漆』と比較して『耐紫外線』&『耐候性』に優れていると言われている。一貫(約3.75キロ)で6~7万円ナリ!素直に自動車用ウレタン塗料使えばいいのに・・・シーッ!↑ 塗師職人は丁寧に『うるし』をあつかう・・・そうだよねっ、高いモンねっ! 『うるし』に『トルエン・シンナー』を混ぜて希釈(薄めて)している風景。 (スプレー)ガンで吹き付ける場合、従来の『うるし』の粘度ままでは吸い上げてウマくガン先から吐出ができない。 しかし、ちょっとは『うるし』に詳しいヒトだったら疑問にも思うかもしれない、 「『うるし』は一般的な塗料と違って、空気中の水分と反応して凝固(一般塗料でいう「乾燥」)するのに、『シンナー』と混ぜても大丈夫なのか?」と。 その答えは、「一応、大丈夫(みたい)」。 厳密に言うと『うるし』と『シンナー』は混ざらない。粒子レベルでは分離したまま容器の中で浮遊している状態だ。 で、『シンナー』は揮発性が比較的高く、吹き付け対象物にくっついたのち数分間で蒸発してしまう。一方、シンナーで希釈された『うるし』は対象物に乗っかり、シンナーが蒸発した後に「じっくりと時間を掛けて空気中の水分と結合し『凝固反応』をする」ワケだ。 ・・・って、エラそうなコト言いましたが、すべて『受け売り』デス、ハイ。 ・・・で、渋々ながら塗師職人・N野T昭くんがスプレーガンを持つ一人となった・・・吹き付け職人ではないにもかかわらず。 しかし、鉄壁の顔面完全防備、『子供の腹巻き』穴開け仕様顔面マスク。 で、もう一人の『うるし吹き付け役』はっ??? ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ハイッ!ワ・タ・シ!(↑) -------------------------------------------------------------------------- 『最近のショック』コーナー・・・ エスのゴムパーツ、ネズミに喰われた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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