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カテゴリ:TZR250(3MA) メンテ
我が3MAの『水没履歴証拠隠滅計画』、着々と進行中・・・!? 我が3MAの過去の水没被災時、水深は約80センチ級にもおよんだ。バイクの着座位置の高さってだいたい80センチ前後だから、その時の水深たるや皆さんにもだいたい想像できるコトだろうと思う。 で、ソレ以後の我が3MA、各リンク部にソレなりの不具合箇所が実際に発生したし、またソレの対処も行なってはきたワケだが、まだ未だに交換していない箇所『ステムベアリング』の状態が前々から気がかりではあった・・・ そこで、ようやくご開帳~っ! 『水没経験アリ』の車両ゆえにとても心配なブラケットアンダーのベアリングだったが、状態はまったく問題なかった。が、しかしアッパー側のベアリングのレース(ボールレース)にはサスガに長年の蓄積である『条痕』が見られ、コチラは交換と相成った。 上の画像は、アッパーブラケット側ベアリングのボールレースを外す作業中。 貫通マイナスドライバーをレースの下に対面で2ヶ所切ってあるトコロに当てて、両方を均等にハンマーで叩いて徐々に押し出していく。 外したベアリングの『ボールレース』、ガソリンタンク側に少々ではあるが『条痕』が付いている・・・転倒などによるフロントへの衝撃によるモノではないと判断でき、一安心。 そして、新しいベアリングレースの挿入。本来なら、挟み込んで締め上げる挿入方法の特殊工具があると便利なのだろうが、ワタシは持っていないので叩き込むコトにした。 もちろん直接レースをハンマーで叩くワケにはいかないから『当て板』になるモノをガレージ内で探す・・・で、あったのが上の画像のハンマーの下にある部品。 実は、以前に交換した、エスハチ・ディスクブレーキタイプのハブベアリングインナーのベアリングホルダー(?・っていうのかどうか不明)。要はテーパーローラーとリテーナーを叩き壊して外した残りの部分てワケで、コレのツバ部分の寸法がレース外径とほぼ同じだったので、具合のイイ『当て板』として利用できたのだ・・・ナンでも取って置くモンですよね~っ♪ 続いて、メインフレームの内側のお掃除。長年のホコリに加えて、我が3MAにはドロの堆積もある。赤丸囲いの穴(フレームの両側に開いている)の中にはドロが堆積していた、オソウジ、オソウジ・・・ コチラは外したステアリングステム、ドロ水の浸入はなかった様でアンダーブラケット側のベアリングにダメージみたいなモノは見当たらずガタもない、レースにも『条痕』等は皆無。 で、コチラのベアリングはそのまま使うコトにする。(=アンダーステムベアリングは外すのメンド臭イ・・・) ・・・が、アンダーブラケットそのものにはアルミ特有の腐食『白い粉吹き』があり、あまりに見苦しかったので、『白棒』使ってのバフ磨きを行なってみた・・・んっ!?あー、元々はクリアコーティングされていたみたいで、仕上がり感がイマイチ・・・まあ、あまりにキレイに磨き過ぎると他の部位とのバランスが取れなくなるのでコレくらいにしておきましょう♪(←言い訳) ステアリングステム、無事装着~っ・・・が、復活の道のりはまだ見えない・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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