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2009年09月09日
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2009.9.8 3MAのFフォークOH 006(組上げ) 
 
 3MAのFフォークのOHがだいたい完了した。
 (上画像の時点ではまだスプリングやディスタンスカラー、フォークオイルは入れてない状態、インナーチューブのスムーズな動きの確認作業。)
 
 以前に某オクで『3MAの新品部品』群を入手するコトができ、その中にはFフォークのインナーパーツのほとんどが入っていたので、今回ソレらをもったいがらずに使っちゃおうと心に決めていた。
 
 で、今回Fフォークを分解したトコロ、本来分解時に交換すべきスライドメタルは見た目にもたいした磨耗も見当たらず、意外にもフォークオイルさえキレイなままだったコトに驚いた。
 思い返してみると、5年前の水害直前に一度FフォークのOHをしていたコトが思い出された。その直後の被災で我が3MAはエンジンこそOHせざるを得なかったのだが、その他の部分はほとんどそのままの状態だった。幸いにもFフォーク内はほとんどダメージを受けるコトもなく、またソレ以降あまり距離を増やせなかったコトも要因だったのかもしれない。
 
 ともすると、新品パーツともほとんど見分けが付かないディスタンスカラーやスプリングなんかは果たして交換する必要性なんて本当にあるのか?、という疑問も湧いてくる。
 そこで、今まで使用していたスプリングも、新品スプリングと比較し、3MAのサービスマニュアル(以下、SM)に基づいて検証してみるコトにした。
  
2009.9.8 3MAのFフォークOH 007(新旧スプリングの長さ比較) 
 
 SMには、スプリングの標準自由長が293.7ミリと記されており、また使用限度自由長が288ミリと載っていた。
 で、実測してみると・・・新旧いずれも296ミリもあるではないかっ!?
 
 以前に何かのクルマの書物で読んだ興味深いハナシがある・・・

「サスがヘタったなぁ。」とか「ダンパーがヤレてきちゃったよぉー。」などとヒトが感じる原因というのは、すべてにおいてひとえに、減衰側・ショックアブソーバーの劣化によるモノであり、スプリングの劣化によるモノではないというハナシ。
 スプリングというのは、常時の荷重や使用時の負荷によって自由長は徐々に短くなっていくが、バネ自体の固さ特性(バネの弾力強度)は不変であり、決して弱まっていくモノではないというコト、したがって『ヘタリ』を感じる主要因は、ショック側のシールの劣化、オイルの劣化またはガスの抜け、ブッシュの経年劣化、可動シャフトの磨耗が主な原因だというコトだった。 つまり、スプリングの方はといえば、経年により「ただ幾分車高が低くなるだけ」なのだという・・・
 
 3MAの場合、使用限度長が288ミリなのは、インナーチューブ内で「遊び」が出来始める寸法なのかな?・・・とは思ったけれども、その寸法にはまだ至ってない(どころか、新品と同寸法ままの)現在使用中のスプリングを交換するのはあまりに忍びないと感じたワタシだった・・・(苦笑・ヤッパ、シンピンツカエナイジブンナノネ・・・)
  
---------------------------------------------------------------------
 
 で、ココからが本題
 
 3MAのSMの本当にイマイマしくも思えるおハナシ・・・この本ときたら『誤植(表記の間違い)のオンパレード』なんですワ~っ!
 掲載イラストの『パーツの形状違い』や『ワイヤー配線などの取り回し間違い』なんかはまだかわいいってモンだ。
 大変困りモンなのは『締め付けトルク数値や寸法表記の間違い』、そして『イラストと共に記載された部品番号の間違い』である。
 特に後者は金銭に絡む問題だし、ソレでいてヤ○ハさん側にすると基本的に「発注ミスは返品不可!」が原則スタンスだからとぉ~ってもタチが悪い。
 
 で、そんな一例(↓↓↓)・・・
 
 以前に、3MAのフロント周りの分解のためにヤマハ純正特殊工具(以下、SST)をいくつか発注したコトがあった。
  
2009.9.8 3MAのFフォークOH 008(ヤマハ純正サービスマニュアルSST使用方法)
 
 ヤマハの各種バイクのSMには、SSTのイラストと併記して使用方法例のイラストと部品番号も表記されていて、それはそれでとてもありがたいコトなのだが・・・
 
2009.9.8 3MAのFフォークOH 001(ヤマハ純正サービスマニュアルSST図解) 
 
 しかしながら、上画像の赤線&赤囲いの表記、『ハンドルアダプタ 90890-01432』は、見事なまでの『部品番号間違い』(=誤植)である・・・orz
 
2009.9.8 3MAのFフォークOH 004(SST90890-01432) 2009.9.8 3MAのFフォークOH 005(SST90890-01432横向き) 
 
 ワタシの手元には、イラストの部品とはまったくの別モノが届いた。
 90890-01432 って、イラストのような3MA用のフォークホルダーアダプターじゃないんですか?
 
 ・・・ふぅ~ん、28ミリタイプヘキサゴンレンチ型のソケットなんですか・・・改良を受けて形状変更でもされたのかな?

 当時のワタシは、「へぇー、コレが代替品となって使えるんだぁ~。」とばかりに、Fフォークを分解するまで純朴にも素直に信じていたモノだった・・・結果、見事に裏切られたワケだが。
 ただの誤植です、ヤ○ハさんの ご・しょ・くっ !
 
 今も使わずに大切に引き出しにキチンと仕舞われておりますよ、90890-01432ハート・・・orz
 
 他にも、1JK&1JL(SRX600&400)のSMのSST項目にもいくつかの部品番号間違いがあった。
 3MA同様のフォークホルダーアダプタ系統を発注したのだが、届いたソレらは一目で明らかに用途が違うと分かる形状の『プーラー系の特殊ボルト』であり、しかも案外高い部品だったモンだから事情説明(=SMの部番表記の間違い指摘)をして渋々ながらYSPさんに無理言って返品させてもらったコトもあった。
 
 そういうワケで、ヤ○ハのSM記載の部品番号で発注を掛ける場合は、ホントに要注意である・・・。
 
2009.9.8 3MAのFフォークOH 002(SSTフォークシリンダホルダー) 
 
 で、結局何かと頻繁に使えるヤマハ純正SSTといえばコレ・90890-01326 フォークシリンダコンプリートハンドル)くらいかなぁ・・・哀愁・・・
 
2009.9.8 3MAのFフォークOH 003(SST90890-01294) 
 
 あ、そうそう、上画像のヤマハ純正SST 90890-01294 ハンドルアダプタ、ヤマハ正立タイプFフォークのシリンダーホルダー(=ハンドルアダプタ)なのだが、使えるフォーク径はΦ39以下までのタイプ、対照となる車種は結構ある。
 でも、残念ながらΦ41の3MA正立フォークには使えない・・・じゃあ、いったい3MAのFフォーク用シリンダーホルダー正確(!)な部品番号は何番なのか???
 
 
 
 
 はい、ついに見つけましたヨ、最近。

 ・・・部番 90890-01460 部品名称 ダンパーロッドホルダー ・・・
 
 いや、確固たる確証があるワケではございません。先日、他のSMを眺めながら、XJR400RFフォークが正立タイプのΦ41(←3MA正立同様)であるコトを思い出し、このバイクのSMからそのSST部品番号をただ拾っただけです。

 ・・・ヤ○ハのSM、SST部品番号表記・・・信じるコトが出来るヒトで、コレが必要なカタはゼヒっ♪

 ちなみに、お値段 11,970円('09.9現在)でございます・・・ヒトヲ『アフォ』ニスルナーッ、プンプンッ!!
 
 ウンッ、オレハゼッタイカワネーッ!!
 
 





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最終更新日  2009年09月10日 15時51分37秒
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