|
カテゴリ:TZR250(3MA) メンテ
・・・つづきです。 今となってはもう10年以上前のコトだったでしょうか、某○○オクで仕入れた3MA純正の転倒歴キズナシ左カウル。 とっても格安で、競り合う相手もないまま開始価格のまんま落札・・・送料の方が高くついたくらいのモノでした。 もちろん転倒キズがない、というだけのハナシであって、安い上に競らなかった理由というのがココっ! ( ) カウル下の後端部が欠落しており、さらにその欠落部には左右カウルを繋ぎ合わすためのヒンジとなるパーツも欠損していた。オマケに、場当たり的な接着で、カウル面を著しく汚してくっ付けている破片部もある。 で、我が家に来てからも長らく放置状態のままだったワケだが、ようやく修理するモチベーションも上がったのでやってみるコトにした。(←どんだけー) まずは健常な(?)予備カウルから欠落部の形状を紙にトレースし、その紙を欠落部にあてがい欠落した寸法の確認をする。 紙にトレースした形に沿ってアクリル板を4分割で切り取っていく。(←厳密にいうと5分割(5面構成)になるのだが、まあおおむね4面くらい、というコトで(苦笑)) 元の部分との繋がり具合は結構大雑把でザックリとしたものなのだが、各面との整合だけはしっかり出しておく。繋がりの部分の隙間埋めは毎度の『プラリペア』のお仕事となる。 左カウルの裏側から見るとこんな感じ。 ほぼ直角となる折り返し部分の裏当てには直角二等辺三角断面の『コーナー当て』接着で補強材とする。 昔買った3ミリの白色アクリル板を今回使用したワケだが、カウル底のリベット留めとなるヒンジ取り付け部は純正カウルで5ミリ厚だったので、コレまた手持ちにあった透明アクリル板2ミリ厚を重ね合わせにして補強した。 で、欠損していた左カウルのオス型ヒンジは・・・ チャララタッタラー♪ 職人Hさん謹製特注ヒンジ~っ 製作代金は、缶ビール500mlを2本で手を打ってくださいましたっ♪ <(_ _)> 他の予備カウルから採寸して、ヒンジ位置の割り出しをしっかりとする。 コレまた昔に買い込んでおいたデカツバリベット(純正と同じΦ16タイプのモノ)を打ち込んで完成・・・ あ、そうそう、左サイドカウルの後方側オス型ヒンジ部分(今回の欠損部)には共リベットする部品としてL字型の『フレームスティブラケット』も存在する。ヒンジと同様にヤマハ部品に単独部品としての設定はない。 職人Hさんに作ってもらったヒンジの素晴らしい出来映えに浮かれ過ぎて、その存在をすっかり忘れそのまま取り付けてしまうトコロだったっ(汗) で、1ミリ厚のステンレスでそのパーツは急いで作成・・・これにて本当の完成です。 あとは塗装を残すのみ、です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年03月25日 06時28分11秒
コメント(0) | コメントを書く
[TZR250(3MA) メンテ] カテゴリの最新記事
|