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カテゴリ:クルマ&バイクのメンテ
・・・4月に入りましたね。
今や国際情勢や国内の社会情勢等々、慌ただしくまた目まぐるしく、そして激しく移り変わっている様子を肌で感じる今日この頃。 しかしながら、ワタクシの趣味の進行は今も全くもって進展いたしておりません。 で、友人からは数年間放置のカブ(C50)の復帰依頼を受ける。 うんともすんとも言わない車載バッテリーを外し、8年前に亡くなったウチのじいさんが生前に乗っていた小エスティマから10数年前の廃車時に外した車載バッテリーに繋げる・・・っていうか、これだけ放置してあるバッテリーがいまだ健在なのに驚く、測定すると12.54Vをキープ。 そのバッテリーにしてキーをONに入れるとNランプが点き、ウインカーやクラクションも問題なく作動する。 まぁダメ元でカブから外したバッテリーの方は2日間ほど充電してみるも、9V半ばからそれ以上にはもういっこうに上がらないし、テスターで計測中の間にもみるみる電圧はドロップしていく・・・もう交換スネ。 電気が来てもエンジンが目覚める気配なし、ちなみにスパークプラグに火花は飛んでいる。 また、タンクの中を覗いてみるとガソリンはまだ入っているが、『ON』時のストレーナーが液面から頭をひょっこり出しているので、残量はすでに『リザーブ』レベルに入っているのが分かる、匂いを嗅ぐとまだ腐っている様子はなかった。 で、ガスコックを『リザーブ』位置にしてお次はキャブのフロート室ドレンボルトを緩めてみる・・・ すると、わずかだけガソリンがにじみ出てきたが数滴ほどしか落ちてこず、そのガソリンの匂いは嗅ぎ覚えのあるあの完全「バカになった」特有の香りのヤツだった。 で、キャブ外し。外した際に『ON』側のガソリンホースにまだ残っていた腐ったガソリンのあの独特な匂いが我がガレージ内に充満する。 ボク個人的にはこの匂いが好きだったりするんですけどね。 キャブのフロート室内。タール状というかガム質状というか、ネットリとしたものが底面にこびりついている。 フロートは沈んだままの状態で長年経過した痕がしっかりと付いており、フロートの軸自体も完全固着してました。 そして、MJ(#75)&SJ(#35)周り、縦孔だけでなく横孔もこっぴどくほぼ全ての孔というアナが詰まっていました・・・ウヘェ~。 とはいえ新品に交換はせず、クリーナーと荷札針金で、吹きかけながらちょっとつっつき、また吹きかけてはまたつつくを繰り返し、地道に孔をひとつひとつ通していきました。 そして、ガスコック脇に付いているフィルターも外して点検。 フィルター内には『毛』?っていうか、無数の繊維状のモノが玉になって張り付いていましたよ。 これを取り除いてガソリン経路は多分OKだな。 というコトで、無事始動・・・めでたしめでたし・・・ はい、次っ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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