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カテゴリ:ホンダS800C メンテ
また次の週、作業は続く。
1.ミッションからの異音 2.リアアクスルシャフトハブ(溶接箇所)からのデフオイル漏れ 4.リアアクスルシャフトのホイールスタッドボルトの緩み では、1の続きっす。 エンジン降ろす際にはラジエーター(冷却周り)を外すワケだからそのついでの時に『半分になりかけていたヒーターホースのエンジンルーム&室内間のゴムパッキン(グロメット)』を交換するコトにした。 購入先は皆さんご存知の『ゆーらしあ』さんです。 コレで気持ちもすっきり♪ ミッション異音の原因のひとつ(?・んっ、複数なのかっ?)と考えていたメインシャフトの6305ボールベアリングのフロント側は確かに若干のゴロツキはあったので、この際の前後とも交換。 また、今回分解した時、シフトフォークシャフトの『トップシフトフォーク』にのみ『6ミリロックワッシャーA』が付いておらず、普通のバネ座金ワッシャーのみが付いていたのでナンか釈然とせず、現物を元に真鍮板1ミリ厚で2枚新造してみた・・・かかった時間は約2時間・・・ホント、ボクッテ 馬 鹿 デスヨネ~ッ!(;´Д`)ハァ~ッ まっ、こんな感じで、ジコマン的に気持ちはスッキリしましたけどね。 また、前回エンジンを組み上げた時、カムカバーの6ミリボルトの1ヵ所が確かナメ気味だったコトを思い出し、今回は一度カバーを外してリコイルし直した。 そしてクランクプーリーはNさんからいただいたアルミ製のタイプにまた凝りもせず差し替えてみた。 「これがホントの最後よ。」の願掛けの意味あいも込めまして、クラッチ盤は新品を奢ってやるコトにした。 新品の厚みは約7.5ミリ、片や交換する方は残り約6.2ミリ。目視ではまだかなりイケるはずだし、前回の新品交換時を知っているので使用距離数は4万キロ未満といったトコロ。 クラッチ盤のセッティング用センタリングシャフトは、実はエスの純正デフのピニオンシャフト(Φ16)を利用している。 2分割式のドライブギヤは双方の合いマークのギヤラインを合わせて(=ギヤの凹凸が互い違いになるように)取り付けないとドリブンギヤ(オレンジ色の方)との噛み合い位置がとんでもないトコロになり、リアカバーを取り付けた際に動きがかなり渋くなります。 ワタシは最初、合いマークの合わせ方がイマイチよく分かっていなくて、リアカバーを取り付けた時にドリブンがスムーズに動かずしばらく途方に暮れました・・・。 それと、エスハチのスピードメーターギヤには12枚歯と13枚歯タイプのモノがあり、リジッド初期の我がエスは本来12枚歯が付いていた。 が、ドライブギヤ&ドリブンギヤはその昔ワタシがミッションをぶっ壊してしまった時に工房名岐さんで中後期タイプ(輸出車仕様)のと交換してもらった経緯があるので、本来スピードメーターギヤも交換するべきモノだった。 で、13枚歯を入手していたので今回を機会に換えるコトにした。 これで、現実(実速・メーター読みで8%減)を直視するコトになります・・・ また、ウチには昔の親父のクルマ道楽(?)でドラム缶買いしていたトヨタ純正キャッスルスーパーエンジンオイル(10W-50)が3~40年もの間倉庫の奥で放置されていた。 もちろん使いさしの開封状態なので長年の結露等で水分も缶底には相当溜まっていたようだ。 「もったいない」と純粋に思ったワタシは、数年前に上澄みの方でかつ空気に極力触れていないであろう部分だけを抽出して一斗缶3~4本分だけ保管(内、1本は約二年前に一斗缶腐食で穴が開き漏出、もう1本は知り合いにあげた・・・)し、残りはドラム缶ごと廃棄した。 ただ、信用できるシロモノなのかどうなのかは半信半疑だったので、我がエスには使えずじまいでいた。 が、もう躊躇なんてしない、ああ使ってやるともさっ!オレが人柱だっ! ・・・イヤ、ホントニ大丈夫やろか・・・?(;´д`) LLC、エンジンオイル、ミッションオイル注入完了♪ ミッション外す際に、木製シフトノブはネジ穴の金属ネジ山部の腐食による体積増が原因と思われる亀裂が2ヵ所散見できたので補修のためアルミ製シフトノブと一時交換。 そして、いよいよエンジンスタート! ミッションの異音はいかにっっっっ!?!?!?ドキドキドキ ・・・グオワッ、グオワッ、グオワッ、グオワッ、グオワッ・・・・(アイドリング音) かっ、変わってねぇ~っ 振出しにまたもや戻る・・・グゥワックシッ・・・orz ・・・今度はもうエンジンは降ろさねーっ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年07月11日 23時58分59秒
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