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カテゴリ:ホンダS800C メンテ
今年も乗りこそしてないがエスの調子見に時々エンジン掛けは心掛けていた。
で、冬の気温のせいなのか最近エンジンの掛りがあまりよろしくない・・・というか、セルモーターの回りが悪い。 IGキーを捻って始動を試みるもセルマグネチックスイッチの「カツッ!」っていう音はするが、セルモーターは回ろうとしない。 ただしそんな時、クランク軸を直接手で逆回転方向に回し、圧縮の重みを感じない適当な位置にして再びIGキーを捻るとあっさりセルが回る時もある。 寒いこともありバッテリーが弱ってきているので圧縮行程時にはモーターが負けてしまうのかなぁ? そこで検電テスターでバッテリー電圧を計ってみると12.5Vくらいは指すのでやはり問題ないとは思うのだが、一応3MAのバッテリーと同様に充電してみる、の図。(↓↓↓) (※現在エスに搭載のバッテリーは「2005年に新調」とBattry本体にマジックで書いてある、つまり14年選手!というコト(苦笑)) 一晩置いて、再びテスターで計ってみると13.2vにはなっていたので再びキーを捻る・・・が、セルはやはり回らない。ついでに、転がっている別のバッテリーからもケーブルで繋いでみたが結果は同じだった。 くそぅ・・・やはりセルモーターが原因なのかぁ・・・ で、本日(2/17・日)セルモーター本体を外した。 我がエスのセルはエスハチ純正のミツバ製。 +ケーブルを外し、後方のカバーを取り除く。上画像は+ブラシの裏スプリング側を中央にして撮ってみたところ。 向かって左に-ブラシ、右に先ほどの+ブラシが見える。 で、中身となるアーマチュア本体(画像撮り忘れ)を引き抜き、摩耗による段差なしの症状とかはないコトを確認。また、ブラシの摩耗によるカスは付着していて汚いものの、エスの場合によくあるエンジンオイル流入によるモーターケース内の汚濁でベトベト状態にはなってなかった。アーマチュア軸&軸受けに焼き付きの症状も見られない、ホッ(安堵) じゃあ原因は何なのかというと・・・ こちら。(↑↑↑)赤矢印部の+ブラシが黒矢印の-ブラシほど飛び出していないのが分かるだろう、つまり固着しちゃっていたのだ。 だから接触している時はセルが回り、微妙に接触できていない時にはセルが回らなかったというワケ。 マイナスドライバーかなんかでその固着していたブラシの出し入れを数回していたら普通に動くようになりました。 で、直接バッテリーに繋いでセルがコンスタントに回るコトを確認した上で、エンジンに再び搭載♪ しっかし、我がエス、エンジンもシャーシー下回りも汚いなぁ~ ・・・う~んんん、アイフォンのビデオって結構メカニカルの雑音まで拾うよねぇ・・・直接聞いているぶんにはここまで聞こえないんだけどなぁー まっ、コレにて一件落着ぅ~っ! ・・・いや、+ブラシの方の減り具合はかなり大きかったのでそろそろ交換かも・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年02月18日 20時26分59秒
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