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カテゴリ:TZR250(3MA) メンテ
当地のコロナ感染状況もいったんは落ち着いた様子で、6月に入ってからウチで預かっているバイクのオーナーさんはナンだかそわそわと落ち着かなくなってきたようだ。
小汚い風合いがウリ(?)の『カワサキ野郎(エストレヤ改)』ではあるが、オーナーさんが柄にもなく「チェーンを新しいのと取り換えてほしい。」とおっしゃる・・・ 偉いっ!それって結構大事な箇所っ! リジッド化されたリヤアクスルなのだが、走行中に筒樽状のメインボックスにカンカン当たる頻度が多くなってきたようで、スプロケの摩耗はそれほどでもないがチェーン自体が所々伸びてきて不均等になっているコトがうかがい知れた。 とにかく自身で判断されたコトが素晴らしいっ!(←ナニ気に上から目線) で、第一週週末に早速様子見のプチツー。 ワタシは他人様のBMWでお供いたしました♪ バイクってやっぱり素敵な乗り物ですね。 ・・・というワケで、帰宅後早速我が3MAのリフレッシュ計画再開・・・単純でしょ、ボクって (´▽`*) まずはSUGOチャンバーのリフレッシュ。 最後に塗装したのはブログで振り返るに約11年前か、まあそんなもんやろ、というサビ具合。 実は再塗装以外にもしておきたかったコトがある。 上画像の排気口に付いているヤマハ純正ガスケット。以前ジャッカルチャンバーを付けていた時には社外ガスケット(多分キタコ製)を装着していた記憶があるが、SUGOに換える際に純正に戻した、という感じだった、うろ覚え・・・。 外したトコロ・・・ 純正ガスケットの厚みは約6.5ミリ。構造上、ツブれてシーリングというよりバネ構造による収縮でシーリングする感じ。 だから、外したら元の厚みにほぼ戻る仕組みだ。 一方、SUGOチャンのフランジ部には突起があり、厚さは4.0mm。 (※以前付けていたジャッカルチャンバーはフランジ部が完全フラット形状) さするに、排気口の溝の深さも4.0mm。 ・・・というコトは・・・ 液体ガスケットのみで装着できたのねーっ! こうして、排気口とチャンバーフランジはほとんど密着締結になったので、8mmスタッドの締め付けトルクはSM指定の1.8kgより大きめの2.5kgくらいはOKだろう。 今まで6.5mmも余分な長さで装着されていたワケだから、本来の特性よりも我がSUGOチャンは低回転寄りな(?)特性だったに違いあるまい・・・orz あ、ハナシ変わりますが、以前に「160幅のタイヤだとどこか干渉しませんか?」のご質問いただいたコトを思い出しました。 お答えいたしますと、ココ(👆)が干渉いたしました、純正樹脂製チェーンガードだとわずかながら当たりますのでヤスリで削って逃げを作ってあります。 ・・・ハナシを戻して、チャンバー塗装の下地作り。パッケナーを改造したキャビネットを模した箱(半・大気開放型w)の中で大雑把ながらサンドブラストを施した後にジンク塗装。 一晩放置乾燥後、足付けのため研ぎ作業。画像にはちょっとしか写っていないがチャンバーガード&テールランプフレームも同様に塗装のための下地作業を施す。 ここは秘密の作業場、加圧&水循環式集塵機能付き塗装ブース。 埃が付いたトコロでどうってこともないチャンバーの塗装ごときに大げさ過ぎる設備であるワケだが使わせていただきました。 半艶黒を塗装。 チャンバーを立てた状態のエキパイ側を上にして、別に深くも考えず下から吹いていくと・・・あれれ、塗面が上に移行するにしたがってだんだん塗料の吐出量が少なくなっていく???塗料はまだ十分あるはずなのにっ! あ、落下式タイプなので塗料タンクが設置されている高さに近づくほどに落差がなくなるので出なくなるのは当たり前か・・・というワケで、チャンバーを下に降ろして塗り続けるコトにした。 で、もう片方は上から塗っていくコトにした・・・別に大した意味はない。 ここには乾燥風呂もあり、塗装完了後「焼き付け」も数時間かけてもらった。 実にパリッと仕上がるに違いない。 こうしてガレージに持ち帰り、 装着していく。 落ち着いた艶が車体の雰囲気を数割引き締めるようだ。 自分的には満足。 ・・・もうお漏らしはしないでね・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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