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カテゴリ:クルマ&バイクのメンテ
7、8月の黄色エスメンテ中に課題となったEXマニが・・・
9月に入ってようやく出来上がってきました。 本来9ミリ厚で構成されているEXマニフランジに4.5ミリの鋼板ミガキ材を溶接してもらい、いわゆる『ゲタ履かせ』をしたワケ。 ちなみに上画像の赤数値は、エスハチのエキゾースト側の各気筒間ピッチを表しているが、AK250からAS800まで一貫して共通のピッチだ。また、インテーク側もAK250からAS285までは上記EXマニ数値と同じスパンながら、唯一の例外として800ccのAS800Eエンジンのみボアアップ限界値付近であるために燃焼室のオフセットとCV30キャブレターの口径&スロットルリンクの厚みとの関係で2・3気筒間を中心にしてオフセット間隔を変更しているようだ。 ・・・で、喜び勇んで早速取り付けようとしたが・・・ フランジの厚みがたった4.5ミリ厚くなっただけでもうこのエンジンスタンド搭載状態ままでは載っけるコトができなくなったコトが判明・・・orz 原因は、エンジン本体のオイルリターンパイプの箇所とEXマニフランジとの干渉、エンジンスタンド側に付いているエスエンジン搭載用特注プレートの角とEXパイプとの干渉だった。 ・・・で渋々、エンジンクレーンを使ってエンジンスタンドからエンジンを一旦切り離し、エスエンジン搭載用特注プレートの角を高速カッターで落とすコトにした。 また、ゲタ履かせEXマニの方もいろいろと追加工を施した。 というのも、上画像の赤○囲いのスタッドボルトのみ他4本のボルトと比較して少し短い。 他4本の方は、当時からのスタッドボルトでフランジ面からの突き出し量が23ミリほどなのに対し、短い1本のみ19ミリ。現在ホンダ純正部品で取り寄せられるスタッドボルトのこのサイズが19ミリのようだ。 EXフランジの厚みを13.5ミリにしてしまい、さらにガスケットも1ミリ強はあるので4ミリそこそこしか掛からないフランジナットではかなり心もとない感じだ・・・ソコでっ! 上画像手前、特注フランジナットを制作。 12ミリ六角の胴体を削りΦ10ミリの円筒部を5ミリほど作る。 かたや、EXマニフランジの短いスタッドボルト箇所の穴だけ途中まで(本来の厚みである9ミリほどの深さまで)Φ10.5ミリ穴に拡大。(※本来の穴Φ9.0ミリ) こうしてねじ込み代を9ミリほど確保できるようにした。 そんなこんなで、無事装着完了♪ 初期の頃から分かっていたシリンダーヘッドの底に生えた凸部とEXパイプとの干渉部も予め適度に削っておいたので今回はセーフ♪(安堵) 2ミリはすき間の確保できました。(特に高温部な箇所だけに接触しているのとわずかでもすき間があるのとでは大違い!) 無事コチラ(↑↑↑)のすき間も確保、メデタシメデタシ・・・ ・・・と思ったが・・・ 念のため・・・と一抹の不安がよぎり、せっかく合体させてあったミッションだがもう一度外そうと試みたトコロ、EXパイプフランジの角とミッションのリアカバーとの接合ボルトフランジのトコロが干渉。 そのためにミッションが取り外せないと発覚!干渉部の厚みはたった1ミリほど。 わずか1ミリ、されどその1ミリのためにミッションを外すたびにEXマニの付け根フランジをいちいち緩めなくてはいけない構造なんてゾ~ッとするぞーっ。 最後の最後で荒療治・・・EXパイプフランジの角とミッション側のスタッドボルト取り付けフランジの双方をサンダーで削ったった!(※エンジン側のリヤカバーにも以前に削った形跡あり。同じ理由だった・・・のかな?) 今回、論理を見立て計算ずくで進めたと思っていた作業だったはずなのに、最後がやっぱ力ずくとは・・・トホホ、いかにも自分らしいっす・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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