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カテゴリ:ホンダS800C メンテ
もう言い飽きた感もある「チョー久々」の書き込みです、すみません。
今夏の7月半ばにワタシのお袋が急逝した。 亡くなる前日までごく普通にいっしょに生活していたので、あまりにも突然すぎて家族一同が驚愕し悲嘆に暮れた。また、それまで家業の事務関係を一手に担ってくれていた(要するに、任せきり)ので、その後のワタシはおおいに仕事の方でも困惑する日々が続いた。 で、今3ヶ月経過し少しは落ち着いて来たので書き込んでみるコトにした次第。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 7月初旬に1本、また9月の頭にもう1本のエス純正ウッドステアリングの修理依頼を承っていた。 ○○さん、●●さん大変お待たせいたして本当に申し訳ございませんでしたっ <(_ _;)> ペコ~ッ 数種類あるといわれるエス純正ステアリング(8種類はあるらしい?)の中で、この2本は奇しくも同じタイプの『フタバヤ製』ステアリング(そして、セレーションタイプのボスの方、ウッドリム内スチールプレス板貼り合わせタイプの方)なのでお返しする時に間違わないようにしなくちゃねーっ 修理箇所の一例。(↑↑↑) 大きなダメージではないのだけれど、曲げ物であるウッドリムの一部が一皮の厚みほど剥けて欠損しており1ミリ強の段差(凹み)が生じていてその低い箇所にまで研ぎナラしてしまうと明らかに形状が変わってしまうため、新たな木材を加えて接着嵩(カサ)盛りをしたトコロ。 まあ、実際ご覧のように研ぎナラすと・・・ 加え足した木材部なんてこのくらいにしか残らないんですが・・・ソコがヒジョーに大事っ! ・・・と、強調してみる・・・(;´∀`) 割れ、剥がれ、すき間・・・を地道に修正。 ひと通り形状が整ってから全体の元塗装を研ぎ落して極力元の塗色を取り除いていく。 で、お二方様ともにお伺いを立てたトコロ、1年半前のステアリング塗装と同色(黄色味系淡透き色)のご希望だったのでそのように調色。 塗装ブースの台座の上に載っかった『エスステアリング・その1』。 本塗り前に無色シーラー系を施している。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 一旦、場所を変えて我がガレージへ・・・ 自分のエスの方も少し触ってみる。 今春に一度触った点火系の見直しなんだけど、我がエスには英国ルーメニション製フルトラを使っている。 中古のフルトラを数年前に○○オク!で落札したのを機会に、数年間従来のポイント式に戻していたモノをさらにもっと以前に付けていたフルトラとほぼ同じモノ(その時はルーメニション製センサー&ワコー製モジュール(アンプ)の組み合わせ)に再び戻したというワケ。 以前にフルトラを外した理由は?というと、エスのエンジンが掛からなくなってしまった原因がモジュール(アンプ)のパンクと思って元のポイント式に戻していた。 で、再び入手したフルトラとの組み合わせで以前のフルトラの不具合箇所を今一度確認しておこうと思い、お片付け箱から引っ張り出してきたのだ。 長年、ワコー製モジュールのパンクだと思っていたのだが、ルーメニション製モジュールと付け替えてみたところ、普通にエンジンが掛かるではないかっ!!!??? ・・・というコトは・・・ そうっ!!壊れていたのは赤外線センサーの方でしたっ! よぉーく見ると赤外線レンズの裏側の配線保護シリコーン充填(?)の部分が溶けてまた固まったような不自然な雰囲気があった。(ピンぼけ、スマソ) というコトは我がエスのフルトラにモジュールの予備は出来たワケだが、センサー側がまた壊れる可能性だってあるワケだ。その万が一になったらどうしよう・・・? ソレと昨年の黄色いエスを触っていた時、感動したコトのひとつにセミトラのあまりの始動性の良さというのがあった。デンソー製GTコイルDXのショートカット機構とも相まって、我がエスの始動性のさらに上を行く俊敏な掛かりにびっくりしたモノだった。 ソレとセミトラ本体が不具合を起こした場合にはコネクターソケットを切り替えれば(従来の)ポイント式点火に早変わりというのも心強い。 「アレと同じセミトラを付けてみたい・・・」 でもあのセミトラ(永井電子 『ブランド名:ウルトラ』セミトランジスターIGシステム No.6060)がメーカー廃盤になってもう幾久しい・・・ ソコでっ! (↓↓↓) バイク雑誌なんかでお馴染み(?)の『 旧 魂 (きゅうこん)』ってブランド名のセミトラを購入してみた。 取り回しには永井電子に倣って同じような配線で「セミトラ←→ポイント式点火」の切り替え方式を採用してみた。 出来るだけ見栄えも良いように台座もアルミ板で作成。 セミトラ時のつなぎ方(↑↑↑) ポイント式の時のつなぎ方(↑↑↑) セミトラに換装してみたトコロ、やはりフルトラ装着時より始動性が明らかに早いし力強い。 ただ、回転上昇時のトルクの出方や高回転時しっかり回るのかどうなのかはまだ分からないけど・・・。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・・そうこうしているうちに、ステアリングの方も出来ましたっ ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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