備118・あのドラマ、そしてエスハチの音
遅ればせながらの、今さらですか?感いっぱいのあのドラマの感想(?)です。 NHKのBSPで放送された『グレースの履歴』、エス乗り様複数名の方々から事前にご報告いただき、全8話を完全録画予約しましたよ。もちろん全話オンタイムで視聴しちゃいましたけど。また、原作文庫の存在は知っていましたが今までに読んだ事はなく現在に至っておりました。ですから、何の予備知識も自分よがりなイメージもなくドラマを純粋に拝聴したワケです。 で、私の結論的感想・・・とても良かった、とっても感動した ♪ホントある意味、エスハチが登場せずに仮に他の旧車だったとしてもストーリー&内容自体がかなり良く出来ていたのでまったく飽きるコトなく全話を楽しめました。もちろん、エスハチが本当に登場しないのであれば、第4話目の『グレース・ケリー』の物語だけは成り立たないのも事実ですが。 それと、エスオーナーだと登場するエスハチをやっぱり別目線の斜め上的視点で見てしまうのも事実なのでしょうねっ(笑) 「グレースケリーの所有したエスハチは初期型だっていうハナシなのに、テールレンズはMk-2タイプかよ。」とか、 「マスターシリンダーはシングルなんだからMk-1かと思いきや、エンジンはやっぱMk-2タイプに載せ替えかよ。」とか、 「征二郎(宇崎竜童)が外したキャブはエスロク用じゃねえかっ!スロージェットは適正かもしれないがキャブ自体を付け間違えているじゃねえかっ!っつうか、付くのか!?えっ!!」とか・・・ 誰か様も確かそんなコトをおっしゃっていたような気がします・・・プププッ♪ ま、そんなコトよりも私がこのドラマの中で聴き入ったのが、登場するエスハチのエンジン始動時の音色。エスといえば何と言ってもエキゾーストサウンド(排気音)だといいますが、今回私が最も感じ入ったのがアイドリング時の音響でした。 ブォーン・・・コロコロコロコロ~ッ・・・ みたいな、決して大きな音ではないのですが高周波的で、それでいて軽やかでかすかなクランクシャフトの転がり音、エスの場合だとその音源はニードルローラーベアリングによるモノなのでしょう。 私の知る限りでは、我がエスハチクーペのアイドリング音はあのドラマに出てくるエスハチの音とはちょっと異なります。でも、昨年まで我がガレージにあったあの黄色のエスハチのアイドリング音はまさにあのような音でした!もしよろしければ一度(↓)聴いてみてください、貴方のエスも同じ音なのでしょうか。