京都世界合唱シンポジウム29日(金)その2
29日(金)の報告その2です。★下の日記にも書いていますが、29日(金)のPMのセミナーの【東欧の合唱音楽~東方正教会の音楽-伝統と現代】は、ブルガリアの歴史を写真(最近はスライドでは無くて、パソコンに取り込んだ写真ですね)と録音を使用しながら、キリスト教が導入された865年から、現代の21世紀の(共産党政権崩壊後の)音楽までを、「ソフィア室内合唱団」の指揮者のパヴロヴィチ女史が説明してくれました。興味深い音源をたっぷり聞けたのが非常に満足ですが、メインホールでやってた割りには、聴講者も少なかったですね~・・・。講習後、なかなか普段は自分では(趣味が違うので)なかなか買わない東方系を買おうと、【MUSICA RUSSICA】のブースで売っていたソフィア室内合唱団「Orthodox Chants」を手に入れました。ドイツの宗教曲に力を入れている【Carus】社の楽譜なんかは、パナムジカさんで結構すぐに買えるので、なかなか現物を確認出来ない【MUSICA RUSSICA】社のブースを見れたのは良かったですね。うちの指揮者も「10年探していた楽譜を漸く入手出来ました!」と喜んでおりました。【MUSICA RUSSICA】のブース前では客寄せに、店頭でコピー譜を配ってまして、28日は「ラフマニノフの3曲目」を配っておりました。それは楽譜を持っているので貰わなかったのですが、29日には「Mikhail Ippolitov-Ivanov(1859~1935)」の「Bless the Lord,O My Soul」を配っていたので思わず貰ってしまいました。⇒★「MUSICA RUSSICA」お勧めですよ!★「Carus」は、マイナーな宗教曲(ラインベルガーを殆ど出していたり)に力を入れてくれているので、私も大好きな出版社&レーベルです。ブースの担当のお兄ちゃんは、「29日(金)」に、「今CD結構売り切れてるけど、明日にはたくさん入るよ~ン」と(英語で)言っていましたが、その通り30日(土)にはCDも楽譜もたくさん入庫されていました。★29日(金)の夕方に【Carus】社のブースでメンデルスゾーンの【3つのモテットop.78】の【Anhang(付録)(詩篇2と詩篇43の異稿付)】付きの楽譜を買っていた所、前日にお会いした同志社CCD・OGのヤンマさん(仮名)とばったり、その時にいっしょにいらっしゃった、以前ヤンマさんと同じY混で歌っていたという元KG学生指揮者のSさんと一緒にイブニングコンサート前の夕食をご一緒。北山の改札を出て、皆とは逆方向の地下通路出口を出て、中華料理の「白龍」で色々とおしゃべり。Sさんは前回のミネアポリスの合唱シンポジウムにも行かれていて、次回3年後のデンマークのコペンハーゲンでのシンポジウムにも行こうか、という方だけあってなかなかに面白い話を色々と聞かせて頂きました。★20時30分から広島中央の指揮者の寺沢さんと、広島同志社混声の指揮者のK原さんと、同じ合唱団のI川君の4名で飲む約束をしていたので、「イブニングコンサート」は1団体目のグアテマラの「ビクトリア合唱団」の演奏のみを聞いて会場をあとにする。「ビクトリア合唱団」は、最初に司会者が「最初の3曲は、植民地支配や内戦の悲しい出来事を歌った曲なので拍手はご遠慮下さい」という通り、暗めの曲。その最初の3曲の内の3曲目の、自分の殺した人たちの幽霊に苦しめられる将軍を描いた歌の「包囲の歌」がなかなか面白い。(※皆、司会者の言っている事なんて聞いていないので、1曲めからガンガン拍手をしていましたし、指揮者も1曲目から礼してたけどね。。。)★最後にはグアテマラの鉄道が走る様子を歌った「ロス・アルトス鉄道(※汽車の真似も有り)」で盛上げて締め!---★20時30分に地下鉄の「四条駅」に集合して、すぐ近くの「市場小路」という飲み屋で飲み会。キリンの京都限定ビールの「1947」で乾杯をして、K原さんとI川君を(以前、顔合わせのみは終わっていたがもう一度)寺沢さんにご紹介。K原さんと寺沢さんの共通のお知り合いの話でお互い吃驚した後、その後、色々音楽の話で盛り上がりました。また、是非広島でも飲みましょう!と決めた後、土曜日の講習会の事前勉強をしなければいけない寺沢さんは23時にお帰りになり、その後残った我々3名はまた京都駅南口のラーメン屋でしつこく24時30分過ぎまで飲み、結構ふらふらでした。