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玲児の近況

玲児の近況

2010.12.03
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11月24日に長いミサ というタイトルでロ短調ミサについて書いたが、その全く逆の短いミサもある。勿論全部グレゴリアンだけで、さっさと歌ってしまったら短くなるに決まっているのだが、そうでなくて、ちゃんと多声のミサ曲なのに短いのだ。
 ジョスカンと同時代一五世紀末葉のブリューメル Brumel (1460-1520)の作品 Missa A l'ombre d'ung buissonet 繁みの影で である。このCDで、たった15分しかない。キリエなんか38秒で終わり。ロ短調ミサならキリエだけで20分近くやるんじゃなかったっけ。。
 それでも、一応、ルネッサンスのミサ曲を聴いた気分になれるなかなか重宝な作品である。
ミサのメロディのもとになった「繁みの影で」って結構色っぽいシャンソンだろうな。
 ブリューメルという人は、日本での最初の紹介が「地震ミサ」だったのはあまりよくなかったなあ。あれは話題性はあるけれど、ブリューメルの他の曲と比べて良いとはおもえないし、あれ聴いてブリューメルはパスになった人も結構多いと思う。

 このCD:トリノにあるスタッファルダ写本(IL Codice di Staffarda)に収録されているので、イタリアの団体DALTROCANTO が演奏している OPUS111 OPUS 30-162






最終更新日  2010.12.03 10:11:04
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