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玲児の近況

2011.11.27
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圧力容器に直接窒素注入へ
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20111125-00000013-jnn-soci

動画
http://www.youtube.com/watch?v=2gbv8JbvJdc

 これは、ちょっとわかりにくいという人もいるかもしれないなあ。
 実は、炉の温度が下がったことで、逆に水素爆発危険性が高くなる可能性がでてくるという、まったく皮肉なプロセスがある。その危険を少しでも小さくするために、窒素注入を炉の中心圧力容器にも行うわけだ。

 炉の温度が下がる->水が沸騰せず水蒸気がでなくなる->水蒸気が凝結し、陰圧になる部分がでてくる->外の空気とくに酸素が炉にはいる->水素と混じって爆発

 まあ、これを避けるためにさんざん窒素を格納容器に入れているのだが、それでも万一中心の圧力容器に酸素が入ってしまうと恐ろしいことになる。だから、中心からも水素を追い出しておくということである。東電にしてはいたってまともな判断だと思う。

 炉心に近い配管になんとかアクセスできるようになったから、これをやる余裕がでたということだ。逆に炉心が100度以上で沸騰し続けていれば水素はでるが、内部からの圧力のため外気の酸素は入りにくい。この点は痛し痒しであり、福島原発1号は未だに綱渡り状態であることがわかる。
  注水量を下げて、温度をある程度上げておこうとしているのも、水蒸気を発生させて爆発をさけようというためである。どうも、私には理由がわからないが水蒸気が多い環境のほうが水素爆発は起きにくいらしい。

  それにしても事故から8ヶ月もたっているのに、3月にできた漏れやすい水素がいまだにあるなんて到底信じがたい。

  011年10月05日原子炉と水素爆発
  http://reijiyamashina.sblo.jp/article/48329799.html
で述べたような放射線による水分解によって発生した水素がかなりあるのではないか?と思う。この過程では怖いことに酸素も出るのでかなり危ないわけである。従って炉心圧力容器に窒素を直接入れることは早くやりたかったのだろうが、高い放射線環境のため、なかなかできなかったというのが現実だったのではないか。


 まあ、寒くなって、作業員の方々の熱中症だけは避けられそうなのが救いだ。







最終更新日  2011.11.27 09:28:37
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