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不動産の山下商事がおくる「あらそうかい」ブログ

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2007.02.06
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カテゴリ:べの1
こんにちはあ・・



今年は本当にあったか花ですね。

コート着ないで外を歩き回れるほどですから・・



先日、マンションを購入したいとのお客様がおり

何件かご案内しました。

何件と簡単に申しましても

実は1年・・そろそろ足掛け2年にもなろうというペースで

ご案内を続けております。

ご案内した物件数も20数物件・・



私個人的なスタンスとしては

物件の長所、短所を専門的な面から説明し

納得していただいてから次のステップに移るといった

手法なので(左矢印ある意味営業マン失格!)

時間が掛かるのも仕方ないですね。

不動産屋的には日々の業務の一環でしょうが

お客様には一生モノきらきらですから・・



それで

ついにというか、やっとというか

理想に近い物件が登場したわけです。

お客様も文句なし!買おうとなりました。



そこからが不動産屋の出番。

物件の調査という作業があります。

不動産のいろいろな内容を(左矢印専門的に)

調査ノートします。

具体的な例としては

所有している人間は誰で、借金(担保)はあるかなしか、とか

法律上でその物件が受けている規制の内容

物件に引き込まれているライフラインの状況などなど・・

調査して事前に購入者に説明しなければなりません。

宅地建物取引業法という法律で定められています。

これを重要事項の説明といい

売買契約を締結するまでの間に

購入者に対して説明し了解を得なければなりません。

言ってみれば不動産の商品説明ですね。



ということで

物件調査を行ったのですが・・



四角四面の調査ではとりあえず問題となる事項は

見つかりませんでした。

「これは無事に取引できそう・・」

と思いながら

ご近所やマンションの管理人へ聞き取り調査。



意外に聞き取り調査で

表面ではわからなかったご近所トラブルや過去の事件とか事故が

判明するケースがあります。



宅地建物取引業法では

重要事項の説明で、説明しなければならない事項が

定められていますが

「その他、購入者の意思決定を左右する重要な事項」という

あいまいな表現も混じっています。

だから、なるべく細かに調査するよう心掛けていますし

いろんな事実をお話して納得していただくようにしてます。



だから

購入申し込みしてから売買契約までの期間が

「2日以内に契約してください」とか

「3日以内に・・」とか

個人的には嫌いだなあ(左矢印不動産屋も失格と言われそう・・)

最低でも1週間は期間がほしいなあ。

上矢印これでいくつ物件をパアにしたことか・・)



もちろん

売主側の不動産屋さんで事前に(左矢印販売前に)

キチッと調査しているでしょうが・・



話を元に戻すと

その聞き取り調査の段階で

判明しました・・売主様の物件売却の理由(左矢印今回は買主様担当なので・・)



物件の真下の階の住民が病的に騒音に敏感で

物件の売主と

トラブル失恋が頻発していたとの事。

決して売主は故意に騒音を発していた訳ではなく

むしろ、見るも無惨にやつれてしまうショック

気を使って生活していたとの事。

「だから売るんだって・・」



複数の近隣の方や管理人から得た情報なので

まず、この事実は間違いないと・・

事実は事実で購入者にお話しして

後は、購入者のご判断・・

弊社としては残念ですが、できれば今回見送られては・・しょんぼり



結局、キャンセルとなりました。



さあ、元気出して

次の物件に行ってみましょうか。



そろそろお時間がよろしいようで。



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Last updated  2007.02.06 19:01:36
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