小説家、坂上琴の徘徊迷走日記

2017/01/20(金)14:40

ひふみん会長

日本将棋連盟の谷川浩司会長が辞任した。光速の寄せに切れ味が見られないまま、じり貧で辞任に追い込まれた。中学生時代、神戸の谷川と並び称された坂上琴としては、残念でならない。 執行部に責任はあるのだろうが、ソフト不正をしたと讒言したトップ棋士たちは、責任を問われないのだろうか? 彼らは不正をしたと疑われた九段の名誉と尊厳を踏みにじっただけでなく、トップ棋士でもソフトに勝てないと満天下に広言した。プロ棋士の尊厳を踏みにじった。 今行われている王将戦には、当事者のK九段が挑戦者として登場している。間もなく始まる棋王戦には、W竜王が防衛をかけて出場する。 渦中の人とされたM九段は、2月13日に羽生三冠と戦うという。執行部の刷新で、何もなかったように、将棋界は進んでいくのか? 将棋連盟の次期会長は誰になるのだろうか? こんなとき敬虔なクリスチャンで、ストイックな求道者、加藤一二三九段にお願いできないだろうか? 名人経験者であり、実績は充分だ。タイミングよく、現役引退が決まり会長に専念できる。 ひふみんの柔らかなキャラクターで、混迷する将棋界を救っていただきたい。 私が新聞社に勤めていたころ、加藤一二三さんに王将戦の立会人をお願いしたことがあった。加藤さん、日にちを間違えて、対局場にこないことがあった。あの時のポカは水に流します。将棋連盟のみならず、将棋そのものの危機を救っていただきたいなあ♪

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